医学・薬学: 2016年2月アーカイブ

ある人工知能研究者の脳損傷体験記

脳はすごい [ クラーク・エリオット ]
価格:2592円(税込、送料込)


目次は次のとおりです。

第1部 脳震盪
(深夜/問題の大きさ:偉大なる人間の脳 ほか)

第2部 認知の構成要素
(背景/壊れた人間機械 ほか)

第3部 戻ってきた私の影
(ドット博士との出会い/脳メガネ ほか)

第4部 脳の可塑性の科学
(ドナリー・マーカスと強い心の設計/デボラ・ゼリンスキーとマインドアイ・コネクション)

私の壊れた脳がよみがえるまで。
私の日常は、交通事故による外傷性脳損傷(TBI)で一変してしまった。
予期せぬ悲劇に襲われた科学者が、
損傷を負った脳で体験した世界とは。
最新科学を応用した治療による、
奇跡の復活までを克明に描き出した驚異の記録です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「アメリカ国内だけでも、毎年数百万件の外傷性脳損傷(TBI)が報告されていることを考えれば、それはその規模において、流行病に匹敵するといえよう。」

私のサイトです。
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「これ」をやめれば腸が若返る

腸に悪い14の習慣 [ 松生恒夫 ]

腸に悪い14の習慣 [ 松生恒夫 ]
価格:842円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 間違った健康法が、腸を老けさせている
第2章 腸に悪い10の「食べ方」
第3章 腸に悪い4の「暮らし方」

第4章 日本人の腸、昔はよかった?
第5章 腸によい油、悪い油
第6章 「腸内フローラ」が果たす役割

第7章 腸プラスの習慣6
第8章 体型別・腸プラス健康法
付録 いつまでも若い腸をつくるレシピ

「免疫細胞の6割は腸に存在する」という言葉通り、
若々しく、病気知らずの体の土台となる器官・腸。
しかし、腸をダメにする習慣を知らず知らずのうちに続けてしまっている人は、あまりに多い。
たとえば「糖質オフダイエット」や「一日一食」といった健康法。
あるいは「マクロビオティクス」やヨーグルトといった食事。
あなたが「健康にいい」と思っていることが、じつは老け腸や不調の原因となっているのです。
のべ4万人の腸を診てきた名医が、
豊富な臨床経験と医学的実証をもとに「やめるだけ」で腸が若返る習慣を明らかにする書です。
本当に信頼できる腸健康法を伝授してくれます。
眼から鱗の内容です。

<印象に残った一文>
「免疫細胞の6割は腸に存在する。」

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現代脳研究の源流

目次は次のとおりです。

第1章 電磁気現象と生体電気現象の同時発見
第2章 生体電気信号研究の黎明期

第3章 陰極線オシロスコープによる研究の進展ー日本人研究者の偉大な貢献
第4章 細胞膜を「流れないのに流れる」容量性電流の不思議

第5章 活動電位の謎に迫る細胞内微小電極法
第6章 マクスウェルの悪魔としてのイオンチャンネルー活動電位のイオン機構の解明

第7章 活動電位の交通整理を行う「シナプス」
第8章 シナプスにおける電気現象の解明

第9章 シナプス研究の進展
第10章 現在までの脳機能研究の成果とその限界

生体のニューロン回路の謎解明に挑む
18世紀末、イタリアの物理学者ガルバニによって世界で初めて生体を流れる電気信号の存在が明らかになりました。
電気信号が、脳や体をどうやって動かすのか、その謎を解明するのに150年以上を要したのです。
日本人を含む偉大な研究者たちがそのメカニズムを解き明かすことで、神経とシナプスで起こる複雑な生体電気信号の実体がわかってきました。
記憶や意識は脳の中でどのように生まれるのか?
ニューロン同士はどのように連係し合っているのか?
21世紀の脳科学は生体電気信号をより深く知ることで意識の謎を解き明かす道を切り拓くかもしれません。
脳の世界は本当に奥深いです!

<印象に残った一文>
「細胞膜における電圧と電流の発生する仕組みは、電池の電圧と電流の発生する仕組みと共通」

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