医学・薬学: 2019年10月アーカイブ

心臓外科の名医が語る現代の怪異譚。

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病院で起こった不思議な出来事 [ 南淵 明宏 ]
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目次は次の通りです。

第1章: 科学では説明のつかない出来事
第2章: 非日常がもたらすもの
第3章: 臨死・意識・心臓

第4章: 死ぬのが怖くなくなる方法
第5章: 人は死なないのか
第6章: 不思議な現象が教えてくれたこと

死を告げる音、廊下を歩く亡くなった患者、どこからとも漂う線香の香り......。
生と死が交差する場所、病院。
そこでは科学では説明のできないことがしばしば起こる。
それらを「あり得ないこと」と片付けるのは簡単だろう。
しかし、現代科学で説明できないものを、
「それゆえに存在しない」と判断するのは、
決して科学的なスタンスとはいえない。
さまざまな非日常的な体験を通して見えてきた
死とは? 生とは? 意識とは?
事実をありのままに綴った一冊。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「どんなことでもひたすら繰り返す。すると、どんなむずかしいことでも、ちゃんとできるようになる。」

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身体は不調を治す力を知っている


目次は次の通りです。

はじめにー脳が心身の不調をつくる!?
第1章 身体の声に耳を傾ける
第2章 腸から健康になる

第3章 皮膚から癒す
第4章 筋肉からの発信
第5章 健康心理学がすすめる健康法

手洗いやうがいで、なぜ心が浄化するのか?
心身の不調を抱える人が激増するなか、本書がベースにしている身体心理学(健康心理学)は注目が集まる分野です。
著者は、そのトップランナー。2017年秋から2018年春にかけて放送された「NHKスペシャル 人体:神秘の巨大ネットワーク」で、腎臓が寿命を決める、脂肪と筋肉が寿命を守るなど、身体が秘めている力がドラマチックに示されましたが、本書は腸・皮膚・筋肉に特化して、身体が持つすごい治癒力を科学的知見から明らかにします。
そもそも、生きづらさ感じたり、うつになったりするのは、脳の暴走による。
それを打破するのに有効なのが皮膚感覚だというおいます。
また、感情をつくる筋肉や生命に関わる腸の判断力などなど、無意識に営まれている不調を治す力が明かされます。
さらに、自分でできる効果的な健康法も紹介します。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「心は身体を通して表現されるものでもあります。」

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心が落ち着く「中今を生きる」心得

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あらゆるストレスが消えていく50の神習慣 [ 矢作直樹 ]
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心が落ち着く「中今を生きる」心得。
東京大学名誉教授が頑張りすぎるあなたにずっと伝えたかった、ストレスフリーで生きる習慣。
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「心を変えようとは思わずに、まず行動する。行動を無心に繰り返すことによって、習慣化する。習慣になれば、後から心が整う。」

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蚊に対する愛憎まみれるリケジョたちが語る蚊の本当の姿


目次は次の通りです。

1章 教えて先生 蚊の基本Q&A
2章 蚊のおもしろい話 
3章 蚊のかたちを知る

4章 愛と偏りの蚊図鑑
5章 蚊と人類のまじめな話

リフロー型書籍と異なりビューア機能が制限されます。
世界を飛び回る女性蚊学者が、蚊になり替わって蚊を熱く解説する愛と偏りの書。
嫌われ者の極致である蚊を、「蚊は美しい」とのたまうリケジョたちが、蚊になり替わって熱く語ります。
夏になると、耳元でプーンと羽音とともにやってくる蚊。
刺されるとかゆいし、存在そのものが嫌い......という人が多いのでは。
そして、この地球上でもっとも人を殺しているのも蚊。
マラリアを媒介し毎年数十万人の人が亡くなっています。
蚊が媒介する感染症は、日本でもデング熱の発生があり、ジカ熱も他人事ではありません。
そんな嫌われもので全人類の敵とも言える蚊を研究し、蚊に対する愛憎まみれるリケジョたちが語る蚊の本当の姿。
面白い切り口の本です。

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疲労回復の名医が教える


目次は次の通りです。

第1章 疲れているのは体ではなく脳だった!
(「疲れているのは体」は間違い?知られていない疲労の正体/「疲労」と「疲労感」は必ずしも一致しない ほか)

第2章 「1分間すっきりストレッチ」で脳から疲れをすっきり解消!
(脳を休めるための睡眠は「量」より「質」が大切/いびきを止めるには右向き姿勢が有効 ほか)

第3章 疲れを感じたらこれでリセット!
(長時間椅子に座っていると自律神経が疲れてしまう/日本茶の3つの成分を日常生活にとり入れる ほか)

第4章 脳を疲れさせない生活習慣
(疲れない習慣は野生動物に学ぶ/大音量の目覚まし時計がぐったり目覚めの元凶 ほか)

何をやっても疲れがとれない、寝てもスッキリしない。
そんなあなたにこそ試してもらいたい疲労回復法をお教えします。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「疲れるのは、体ではなく、脳なのです。」

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余分な骨,使えない遺伝子,あえて危険を冒す脳


目次は次の通りです。

はじめに:みよ,母なる自然の大失態を
1章 余分な骨と,その他もろもろ
(網膜が後ろを向いているわけ.鼻水の排水口が副鼻腔の一番上にあるわけ.膝が悪くなるわけ.椎間板の間の軟骨がいとも簡単にずれるわけ,などなど)

2章  豊かな食生活?
(ほかの動物とはちがって,人間がビタミンCやビタミンBを食事で摂らねばならないわけ.子供や妊娠している女性のほぼ半数が鉄分を摂っているのに貧血気味なわけ.人類がみなカルシウム不足なわけ,などなど)

3章  ゲノムのなかのガラクタ
(ヒトが,機能している遺伝子とほぼ同じくらい多くの壊れていて機能していない遺伝子も持っているわけ.DNAが過去に感染した何百万ものウイルスの死骸を保持しているわけ.DNAの奇妙な自己複製箇所がゲノムの10パーセント以上を占めるわけ,などなど)

4章 子作りがヘタなホモ・サピエンス (ヒトでは女性の排卵時期と妊娠のタイミングがわかりにくいわけ.すべての霊長類のなかで,ヒトがもっとも受胎率が低く,乳児と母親の死亡率が高いわけ.頭蓋骨が巨大なせいで早めに生まれなければならないわけ,などなど)

5章 なぜ神は医者を創造したのか?
(ヒトの免疫系が自分の身体をやたらと攻撃するわけ.発生過程でのエラーが全身の血流に大問題を引き起こすわけ.がんが避けられないわけ,などなど)

6章 だまされやすいカモ
(ヒトの脳がほんの小さな数しか理解できないわけ.僕らが目の錯覚(錯視)で簡単にだまされてしまうわけ.考えや行動,記憶に間違いがよく起こるわけ.進化が若者,とくに少年に愚かなことをさせるわけ,などなど)

エピローグ 人類の未来

人間の体には驚異的な複雑性や無数の細胞が備わっている一方で,多くの欠点が残されたまま進化している点を指摘する本.
具体的には,網膜は後方を向いている,尻尾の痕跡が残されたままになっている,手首の骨の数が多すぎる,リンパ節自体は人体の健康維持に何の役にも立っていない,脳は人間の意識をだましたり偏見をもたらす傾向がある,人間は他の動物と異なり自分で必要なビタミンや栄養素を作り出すことができないなど.
精巧で緻密な神秘性が強調されることの多い人体だが,その進化は実は突然変異によるマイナーチェンジを修正しながら行われてきた.
人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにする本です.
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「最良のシナリオでも、妊娠可能な期間はたったの3日間で、チャンスとされている最も一般的な時間は24時間から36時間だ。」

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がんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉


目次は次の通りです。

第1章 この場所に来ると心がフワッと軽くなる。
第2章 友人と富士山に登りたい、だから治療してくれ。
第3章 私、がんになってもいい、と思えるようになりました。

第4章 私に死に方を教えてください。
第5章 もう一度、仕事に戻りたい。
第6章 病院で死ぬというのは、旅先で死ぬようなものだよ。

第7章 レールに乗って死を待つのも人生、レールから外れてそれに抗うのも人生。
第8章 死ぬのはこわくない。家族を苦しめるのがこわい。
第9章 家族は受け入れてくれない。だから私は家族のために生きる。

医師は患者が知らない世界を知っていて、患者は医師が見えない世界が見えている。
絶望の中で生きることを一緒に考えてくれたのは、緩和ケアの医療者だった。-
この本は、がんという病を抱えてどう生きていくのかについて考える本です。
しかし著者は、がんを抱えて、自分らしく生きたいと願うなら、医師に頼るべきではないと言います。
何が、あなたの生きる力を高め、そして逆に奪っていくのかーー。
本書に散らばった、たくさんの言葉とその背景にある物語が、そのことを明らかにしていきます。
抗がん剤の専門家、そして緩和ケアの専門家として、年間4000件の生と死を見つめてきた医師が試みる魂の伴走の物語。
患者たちが医師に遺した「言葉」と「物語」から読み解く、がんを抱えて、自分らしく生きるための要諦がここにあります。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「この世は自分を遊ぶために来たところ。」


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