教育・学参・受験: 2018年4月アーカイブ

次世代の教育のありようを考える

目次は次の通りです。

序章 日本の教育はなぜ変わらないままなのか
(日本の教育は成功?失敗?/文部科学省を解体せよ ほか)

第1章 いじめ問題と向き合うーフランスの挑戦
(人権からアプローチするフランス/「いじめを隠そうとする」日本の学校)

第2章 世界のリスクの学び方ーフィンランドの「正解」のない授業
(「信頼」に基づいて邁進するフィンランドの教育/原子力発電の責任の取り方の違いー教育への示唆)

第3章 未来を音楽で切り拓く
(ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」)

海外の学校から、日本の教育の次の一手が見えてくる。
必ずしも教科書を使わなくてもよいフィンランド、
学校外の大人が「いじめ問題」にかかわるフランス。
日本は世界を手本に、自分の頭で考え、行動できる、
いわゆるアクティブ・ラーニングを掲げているが、
あまり進んでいないのが実態だと言える。
時代の変化に応じて求められる教育の姿を海外の現場から探り、次世代の教育のありようを考える書です。
色々なヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「頑丈な鉄や鋼もしょせんは人間が作ったもの。」

私のサイトです。
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オックスフォードのすべて

目次は次の通りです。

1 オックスフォードはどこが優れているか
(すべては“カレッジ”から始まる/ユニークで世界一公正な入学試験/大学院くらいきびしい専攻課程/世界に冠たる二大科目)

2 オックスフォード生はこうして知性を磨いていく
(一流の学者による個人レッスン/“勉強中毒”になる理想的な環境/世界でいちばん難度の高い卒業試験/学生を格付けする成績評価システム/勉学の“助け”にもなる課外活動)

3 オックスブリッジは特権階級?
(“ザ”・ボート・レースの謎/オックスフォードかケンブリッジか/ほんとうに門戸は開かれているのか/オックスブリッジはエリートへの道?)

4 さらに深く知るオックスフォード
(オックスフォードのトリビア/カレッジの殿堂、オール・ソウルズ/オックスフォード語ミニ辞典/変わりゆくオックスフォード/そして、オックスフォード生は今…)

数多くの偉人、賢人を生み出し、とくに人文科学の分野では他の追随を許さないイギリスのオックスフォード大学。
世界大学ランキングでは2年連続の1位に輝いている。
しかし、その素顔はアメリカの有名大学ほど明らかではない。
カレッジやチュートリアル(個別指導)などの特徴的な制度、向学を支える優れた施設や環境、
そしてユニークな入学試験やトラウマになるほど厳しい卒業試験……。
知日家イギリス人、コリン・ジョイスが愛を持って伝えるオックスフォードのすべて。
日本の「教育改革」へのヒントもここに詰まっています。
目からウロコの情報が満載です。


<印象に残った一文>
「志願者は大学を構成するカレッジに入学を願い出る。」

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権威崩壊の内実を赤裸々に描く!

目次は次の通りです。

第1章 東京大学医学部の凋落
第2章 「医局」の弱体化
第3章 医学部ヒエラルキーの崩壊

第4章 医学部とはどんなところか?
第5章 ゆがんだ医学部受験ブーム
第6章 医者に向く人、向かない人

もはや東大をしのぐ難関と化した医学部。
「勝ち組」をめざす受験エリートたちがしのぎを削る。
だが、高偏差値化の陰で「医師に向かない学生」が増加し、モラルとモチベーションの低下が進む。
そして「医師余り時代」の到来…。
医学部受験の凄まじさを感じる書です。

<印象に残った一文>
「東大医学部の学生の三人に一人は医師に向いていない。」

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