歴史・地理: 2013年6月アーカイブ

池上彰教授の東工大講義日本篇

目次は次のとおりです。

原子力ー事故からわかる「想定外」のなくし方
復興ーどうやって敗戦の焼け跡から再生したのか?
自衛隊と憲法ー「軍隊ではない」で通用するのか

政治ー55年体制から連立政権ばかりになったわけ
日米安保ー米軍は尖閣諸島を守ってくれるのか?
エネルギーーエネルギーが変わるとき労働者は翻弄される

韓国ー“普通の関係”になれない日韓の言い分
教育ー学校では教えない「日教組」と「ゆとり教育」
高度成長ー日本はなぜ不死鳥のように甦ったのか

公害ー経済発展と人の命、どちらが大事ですか?
米軍基地はどうして沖縄に多いのか
1968年、なぜ学生は怒り狂ったのか

日本列島改造は国民を幸せにしたか
アベノミクスはバブルの歴史から学べるか
なぜ日本の首相は次々と替わるのか

敗戦から高度成長に至ったわけ、
学校では教えない「日教組」、
アベノミクスとバブルの教訓まで。
池上彰教授のわかりやすい戦後史講義を実況中継する本です。

相変わらず池上氏の解説はわかりやすい!

<印象に残った一文>
「自国の歴史から学力を身につけることは、現代を生きる上で必須の教養なのです。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

日本史をもう一度学び直す

目次は次のとおりです。

序章 日本史理解のキーポイント
ーなぜ学校の教科書では歴史は理解できないのか

第1章 なぜ、徳川幕府は滅亡したのか
ー貴穀賎金と鎖国から脱却できなかったトップリーダー

第2章 「大和朝廷」と「和の精神」の謎
ー日本人は「みんな仲良く」が好きなのはなぜか

第3章 桓武天皇と藤原氏は怨霊を恐れていた!
-なぜ日本では敗者がこんなにも称えられるのか

第4章 武士が天皇家を滅ぼせなかった本当の理由
ーなぜ日本人は軍隊が嫌いなのか

第5章 なぜ、日本人は無謀な戦争に反応できなかったのか
ー危機管理ができない日本人の大欠陥

誰もが学生時代に日本史を習う。
しかし、「なぜ源頼朝は天皇家を滅ぼさなかったのか」
「なぜ日本人は無謀な戦争に反対できなかったのか」
といった本質的かつ重要な問いに、
きちんと答えられる人は非常に少ないのです。
学校の授業や教科書にはない
「長いスパンの中で歴史的出来事の本当の意味を考える」という視点で、
日本史をもう一度学び直す本です。

歴史の真実に近づいた気になる本です。

<印象に残った一文>
「言霊信仰が戦争へと導いた。」

私のサイトです。
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満州事変から太平洋戦争の終わり

目次は次のとおりです。

第1章 満州事変から2・26事件
(満州事変を起こした石原莞爾とはどんな人物か/満州事変を、当時の日本の政府や軍部はどのように考えたのか ほか)

第2章 日中戦争から三国同盟
(日中戦争が拡大するに至った中国側の事情/日中戦争の背景で起こっていた中国の政策転換を、日本は知らなかった ほか)

第3章 日米和平交渉から開戦前夜
(かみ合わない日米交渉。なぜこんなに誤解が重なっていったのか/松岡洋右による修正案は、アメリカに読み解かれていた ほか)

第4章 交渉決裂から真珠湾攻撃
(時間延ばしの交渉案に東条英機は天皇の前で涙が止まらなかった/甲案も乙案も、アメリカはすべて見抜いていた ほか)

第5章 ミッドウェー海戦からポツダム宣言受諾
(「撃ちてし止まん」という勇ましい標語と、毎日の玉砕の知らせ/「戦争を続けるだけではない方法を考えよ」と天皇は言った ほか)

満州事変から2・26事件、
そして日中戦争、
太平洋戦争へ。
1945年、
田原少年小学5年生の夏休みに終戦を迎える。
教師の教えが180度変わった。
そして、
英雄が犯罪者となった。
太平洋戦争に負けた日本は、
変貌を余儀なくされる。
日本はなぜ、
勝ち目のない戦いに挑んでいったのか?

歴史の真実に迫る本です!

<印象に残った一文>
「常識は根本から疑わなければならない。」

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日米安保条約からロッキード疑獄

目次は次のとおりです。

第1章 バカヤロー発言で退陣した吉田茂の真実
(戦後の食糧危機を吉田内閣はどう切り抜けたか/日本国憲法はGHQによってつくられた ほか)

第2章 昭和の妖怪と言われた岸信介のねらい
(デモ隊の学生は安保改正をどう考えていたのか/アメリカにとってむしろ悪条件となる安保改正 ほか)

第3章 池田勇人の所得倍増計画
(無愛想で印象の悪かった池田勇人/実は言っていなかった、池田の放言 ほか)

第4章 新聞が大嫌いだった佐藤栄作が成しとげた沖縄返還
(佐藤栄作の印象はなぜ悪かったのか/佐藤栄作の「Sオペレーション」とは何か ほか)

第5章 アメリカにノーと言った初めての首相田中角栄
(田中が生涯大切にした校長先生の教えとは/拘置所から立候補し、10日で勝利を収めた ほか)

与党は自由民主党、
野党は日本社会党による55年体制が始まる。
60年安保闘争による反米運動の高まり。
池田内閣のもと所得倍増計画から高度成長期に入る。
65年田原青年ソビエト訪問。
70年安保。
1972年沖縄が返還され、
連合赤軍事件とともに学生運動が終息。
田中角栄により、日中国交正常化。
オイルショック。
ロッキード疑獄。
不況へ。

日本現代史がよく理解できる本です。

<印象に残った一文>
「ロッキード事件についての、検察が事実として提示した丸紅からの金の受け渡し場所も、日時も全てデタラメであった。」

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