歴史・地理: 2015年11月アーカイブ

幕末動乱と危機管理

目次は次のとおりです。

第1章 幕藩体制と危機管理ー徳川家康のグランドデザイン
(なぜ「徳川三百年の泰平」は到来したのか/なぜ薩長の江戸攻略は不可能だったのか/なぜ水戸徳川家は「天下の副将軍」と言われたのか)

第2章 平和崩壊への序章ー朱子学という劇薬の作用
(なぜ幕府は最後まで開国を渋ったのか/なぜ田沼政治を「改革」と呼ばないのか)

第3章 黒船とは何だったのかー幕府と薩長土肥の明暗を分けたもの
(なぜ日露友好は夢物語に終わったのか/なぜ幕府は黒船の問題を先送りしたのか/なぜアメリカは日本との通商を熱望したのか/なぜ朱子学では外国から学ぶことが悪なのか)

第4章 ペリーが来たー連鎖する日本人の空理空論
(なぜ「ペリーは突然やってきた」が歴史常識になったのか/なぜ攘夷派は目の前の現実を無視し続けたのか/なぜ明治革命ではなく明治維新なのか)

幕末の動乱には、現代にも通底する特異な思想と、
日本を繰り返し滅亡の危機に追い込んできた要因が凝縮されています。
幕府の危機管理システムはなぜ崩壊したのか?
歴史を戦乱で読み直す、待望のシリーズ第2弾は、
眼から鱗の内容です。

<印象に残った一文>
「政治を行う以上、手を汚さないでは済まされない。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

南北朝動乱と戦国への道

目次は次のとおりです。

第1章 戦国をもたらしたものー足利将軍たちの苦闘
(なぜ戦国になったのか/なぜ南北朝問題は解決できたのか/なぜ三代将軍義満は横死したのか)

第2章 鎌倉幕府崩壊への道ー後醍醐天皇と悪党たち
(なぜ後醍醐天皇の倒幕は成功したのか/なぜ足利尊氏は倒幕に走ったのか)

第3章 南北朝時代をもたらしたものー新政をゆるがす二つの「常識」
(なぜ「建武の新政」は崩壊したのか/なぜ日本では武士が否定され続けるのか/なぜ日本に二人の天皇が出現したのか)

第4章 戦国はどう終わったのかー常識を打ち破った天才信長
(なぜ天下統一は当時の非常識なのか/なぜ信長包囲網は破綻したのか/なぜ楽市楽座は成功したのか/なぜ徳川家康は神になれたのか)

鎌倉幕府崩壊、建武の新政、南北朝動乱、
そして信長・秀吉・家康の天下統一
「応仁の乱」以前とそれに続く戦国乱世を縦断的に俯瞰する書です。
歴史の因果関係を探り、通史だけでは分からないドラマに斬り込む!
室町幕府はなぜ、戦国の到来を許したのか?
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「日本史上最大の外国からの侵略を撃退したのは神風ではなく、鎌倉武士団の奮戦である。」

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