歴史・地理: 2020年4月アーカイブ

日本に求められるものとは?

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地経学とは何か (文春新書) [ 船橋 洋一 ]
価格:990円(税込、送料無料) (2020/4/5時点)


目次は次の通りです。

第1章 地経学パワーゲーム
第2章 海と陸の地経学
第3章 北東アジアグレーゾーン

第4章 通貨覇権とマネー覇権
第5章 資本主義からデータ主義へ

第6章 新たな戦場
第7章 秩序とルールのゼロ・サムゲーム

地政学的な目的のために経済を武器として使うこと、それが地経学です。
米中の覇権争いを筆頭に、世界ではジオエコノミクスの闘いが繰り広げられています。
AI、5G、自動運転などの新技術をめぐる競争も重なる中、日本に求められるものとは?
今後の潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「どの国も国内での強さ以上の強さを海外で発揮することはできない。」

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近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる


目次は次の通りです。

第1章 近現代ー幕末
(なぜ日本は、経済大国に成り上がることができたのか?→アメリカが戦後日本の経済成長を後押ししたから/なぜアメリカは、戦後日本の経済成長を後押ししたのか?→冷戦が激化するなか、日本を西側陣営の防壁にしようとしたから ほか)

第2章 江戸時代ー戦国時代末期
(なぜ幕府は、薩長らの倒幕運動を制し切れなかったのか?→幕府の天保の改革は失敗したのに、薩摩藩・長州藩らは改革に成功したから/なぜ水野忠邦の天保の改革は、失敗に終わったのか?→あまりに性急かつ大規模に改革を進めたから ほか)

第3章 戦国時代ー平安時代末期
(なぜ織田信長ら戦国大名は、覇権を争うようになったのか?→応仁の乱により室町幕府の支配力が弱まったから/なぜ応仁の乱は起こったのか?→将軍の力が弱まっているところに、将軍家と管領家の家督争いが重なったから ほか)

第4章 平安時代ー旧石器時代
(なぜ藤原氏による摂関政治が長く続いたのか?→藤原氏が家族制度を利用した権力維持システムを構築したから/なぜ藤原氏北家は、朝廷で実権を握ることができたのか?→嵯峨天皇のもとで台頭した藤原冬嗣以降、北家が他氏排斥に成功していったから ほか)

歴史の授業は原始・古代から現代へと学んでいくが、現代との関係が分かりづらく歴史を身近に感じられないのが難点です。
そこで有効なのが「逆から学ぶ」方法です。
現在から過去へと時系列をさかのぼり、推理小説を読むように「なぜ?」「どうして?」と因果関係を紐解いていけば、日本史のあらすじは一気に頭に入るえdしょう。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
 「歴史を学ぶ意義は、過去の出来事を自分の人生や将来に活かすことにある。」

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江戸・戦国編


目次は次の通りです。

序章 幕府の崩壊
第1章 ペリーの来航→田沼政治
(なぜペリーは日本を開港することができたのか?→これまでの失敗を経験にして、日本を徹底的に研究していたから/たびたびやって来るアメリカの使節に対し、幕府はどう対応したのか?→アヘン戦争を機に、強硬な異国船打払令を撤廃し、対外政策を変えた ほか)

第2章 享保の改革→文治政治の転換
(なぜ江戸幕府は、財政再建に成功することができたのか?→享保の改革によって、長期的な収入安定策を導入することができたから/享保の改革では、具体的にどのような政策が展開されていったのか?→農村・都市対策、御家人の貧窮対策など多方面の政策が実施されていた ほか)

第3章 由井正雪の乱→関ヶ原合戦
(なぜ由井正雪は、江戸幕府に対する反乱を企んだのか?→治安を乱す牢人が増え、彼らの不満を利用して倒幕できると考えたから/なぜこの時期、主家を失った牢人が急に増えたのか?→法令違反や些細な理由で、幕府が次々と大名家を改易していったから ほか)

第4章 豊臣政権→応仁の乱
(なぜ家康は、秀吉の死後、すぐに天下を取ろうと動きはじめたのか?→幼い秀頼を奉じた豊臣政権が弱体化し、倒すことができると確信したから/秀吉の死後すぐに、豊臣政権が弱体化していったのはなぜか?→朝鮮出兵や秀吉の後継者の抹殺などで、政権への求心力が低下したから ほか)

天保の改革はなぜ短命に終わった?
家康はなぜ関ヶ原合戦で勝てた?
因果関係を逆から紐解けば、歴史はもっと面白い。
『日本史は逆から学べ』シリーズ「近現代史集中講義」に続く第3弾は、江戸時代から戦国時代の幕開けまでさかのぼる。
将軍や老中など時の為政者による諸改革や、武将たちの下剋上の乱世を、巻き戻しながら読み解きます。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「歴史を学ぶ上で大事なのは、結果そのものではなく、「なぜそうしたことが起こったのか」をしっかり理解すること。つまり、逆からさかのぼって原因や背景を把握していこう。」

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「最終戦争論」及び「戦争史大観」


目次は次の通りです。

第1部 最終戦争論
(戦争史の大観/世界最終戦争/世界の統一/昭和維新の目標/仏教の予言/結び)

第2部 戦争史大観
(戦争史大観の由来/戦争史大観の説明/戦争指導要領の変化/会戦指導方針の変化/戦闘方法の進歩/戦争参加兵力の増加と国軍編成/将来戦争の予想/現在に於ける我が国防)/付章「世界最終戦論」に関する質疑回答/石原将軍の臨終

稀代の謀略家か、それとも奇跡の予言者か。
石原莞爾は、日米はいずれ世界最終戦争を引き起こすと予言した。
最終戦争とは何か......
厖大な戦争史文献を渉猟しながら軍事を科学的に考察、人類の未来をも予言した戦争論、ついに新書化!
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
 「戦争には二つのことが大事です。一つは敵を撃つこと。(損害を与えること)もう一つは損害に対して我慢をすることです。」

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