歴史・地理: 2020年10月アーカイブ

歴史を人生に活かす64の方法


人には人生の選択を迫られる状況が何回も訪れます。
仕事上も生活の上でも。そんな時に歴史を振り返ってみると、そこには必ず大きなヒントが存在するのです。
一見、今と過去は別のものだと思いがちです。しかし、過去の人も同じ失敗を繰り返し、その都度その克服法が歴史として残っているわけです。
雪舟は当時のキャリアからドロップアウトしたことでチャンスをつかみ、コペルニクスは左遷されたがゆえにチャンスをつかみました。
中国の唐は300年続きましたが、その理由は40年しか続かなかった隋を徹底研究したからです。
アメリカやイギリスの成功も、800年続いたローマを徹底研究したからです。
成功者は常に歴史の中から「答え」を見つけています。
どうすれば歴史を人生に活かすヒントが見つかるのか、30年間ビジネス書の第一線で活躍を続ける中谷彰宏氏が、その方法をわかりやすくお伝えするのが本書です。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「大切なのは世界観があるかどうかです。大きな流れをつかまえているかどうかです。」

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私たちの提言


目次は次の通りです。

1 危機の時代を見据える
藤原辰史 ◆ パンデミックを生きる指針ーー歴史研究のアプローチ
北原和夫 ◆ 教育と学術の在り方の再考を
高山義浩 ◆ 新型コロナウイルスとの共存ーー感染症に強い社会へ
黒木登志夫 ◆ 日本版CDCに必要なこと
村上陽一郎 ◆ COVID-19から学べること

2 パンデミックに向き合う
飯島 渉 ◆ ロックダウンの下での「小さな歴史」
ヤマザキマリ ◆ 我々を試問するパンデミック
多和田葉子 ◆ ドイツの事情
ロバート キャンベル ◆ 「ウィズ」から捉える世界
根本美作子 ◆ 近さと遠さと新型コロナウイルス

3 コロナ禍と日本社会
御厨 貴 ◆ コロナが日本政治に投げかけたもの
阿部 彩 ◆ 緊急事態と平時で異なる対応するのはやめよ
秋山正子 ◆ 訪問看護と相談の現場から
山口 香 ◆ スポーツ、五輪は、どう変わるのか
隈 研吾 ◆ コロナの後の都市と建築

4 コロナ禍のその先へ
最上敏樹 ◆ 世界隔離を終えるとき
出口治明 ◆ 人類史から考える
末木文美士 ◆ 終末論と希望
石井美保 ◆ センザンコウの警告
酒井隆史 ◆ 「危機のなかにこそ亀裂をみいだし、集団的な生の様式について深く考えてみなければならない」
杉田 敦 ◆ コロナと権力
藻谷浩介 ◆ 新型コロナウイルスで変わらないもの・変わるもの
内橋克人 ◆ コロナ後の新たな社会像を求めて
マーガレット・アトウッド ◆ 堀を飛び越える

新型コロナのパンデミックをうけて、私たちはどのような時代に突入するのか。
私たちを待ち受けているのは、いかなる世界なのか。
コロナ禍によって照らしだされた社会の現実、その深層にある課題など、いま何を考えるべきなのか。
コロナ後の世界を生き抜くための指針を、各界の第一人者二四名が提言する緊急出版企画。
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「新型コロナウイルスは世界を分断している。」

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日本人の誕生

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最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生 [ 斎藤成也 ]
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目次は次の通りです。

第1章 ゲノムとは
第2章 ヤポネシア人の起源と成立をめぐるこれまでの説
第3章 大規模ゲノムデータから浮き上がるヤポネシア人の遺伝的多様性

第4章 東ユーラシア系集団および日本列島集団の表現型多様性
第5章 ゲノムで検証するオキナワ人の由来
第6章 ピロリ菌ゲノムからさぐる日本列島への人類移動

本書は、日本人とはどんな人々なのかという問いかけに、ゲノムの立場から答えるものです。
まずはゲノムとはどういったものかを説明したうえで、ヤポネシア人という名称を使いヤポネシア(日本列島)に数万年まえから住んできた人々の起源と成立についてのさまざまな説を紹介します。
さらにはヤポネシアゲノムプロジェクトで進められているヒトゲノムデータ解析の手法と内容を解説している。
そのうえで、東ユーラシアのゲノムの地域性、琉球列島のオキナワ人の特長をDNAから検証、さらにピロリ菌の研究からの日本列島への人類の移動についてを紹介している。
ゲノムプロジェクトでの研究と発見は日進月歩ですが、その最新の状況についてを本書を読めばわかりやすく理解できます。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「東アジアの大陸部から渡来した人々が、それ以前からヤボネシアに居住していたアイヌ人の祖先に代わって、日本人の中核になった。」

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世界と日本がわかる 国ぐにの歴史


目次は次の通りです。

1 文明の誕生
2 帝政のはじまり
3 南北分立の時代

4 五代十国から宋
5 大帝国の統合

6 グローバル化とともに
7 共和国の成立
8 中華人民共和国

中国って、千変万化している。
どれほどの興亡がくり返されたのか?
教科書よりもわかりやすい中国がたどってきた激動の歴史。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。

<印象に残った一文>
「国交樹立前と比べれば、中国と世界との垣根はぐっと低くなり、文化や経済のつながりは強固なものになりました。」

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普遍世界の鼎立


目次は次の通りです。

総論 普遍世界の鼎立
1章 イスラーム世界の出現
(アッバース朝革命とカリフ位をめぐる戦い/アッバース朝政権とイスラーム社会の形成/古代末期の社会とイスラームの登場)

2章 西方キリスト教世界の形成
(フランク君主権と教皇権/王国の統一性と多様性/並立する世界)

3章 ビザンツ皇帝の帝国統治と世界認識
(八~十世紀の地中海世界とビザンツ帝国/八~十世紀のビザンツ帝国とマケドニア朝の系譜/『帝国の統治について』の著者と構成/「帝国」と「ローマ人の皇帝」/「帝国」とはどのようなものか)

4章 長安七五一年ーユーラシアの変貌
(八世紀の中国大陸ー武則天から玄宗へ/長安七五一年(天宝十載)/街のざわめき)

8世紀に姿を整えたキリスト教ヨーロッパ、イスラームの中東、仏教・儒教の中華の3つの「普遍」世界。
現代世界を考える上でも重要な3つの世界はどのように生まれ、人々に何をもたらしたのだろうか。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「歴史の巨視的な動きも、大政治家、学者から庶民至諸階層の人々の模索と選択の中で形成されていきます。」

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混沌と発展のはざまで


目次は次の通りです。

第1章 日本との関係から見るインド
第2章 インドは世界最大の民主主義国
第3章 宗教から見るインド

第4章 カースト制度から見るインド
第5章 数学とITから見るインド
第6章 地政学から見るインド

知られざる大国・インドの素顔を紹介!
2027年には人口で世界一に、28年には日本を抜いてGDPが世界3位になれることが予想されているインド。
この新しい大国の実情や日本との知られざるつながりについて、池上彰氏が徹底解説します。
知っているようで知らないインドの実情や日本との深い関係などをわかりやすく紹介。
インドについて知るうちに、中国の一帯一路戦略から、アフガニスタンのタリバン政権の成り立ちまで、国際情勢が手に取るようにわかります!
都立大泉高校附属中学校で人気を博した授業をもとに大幅加筆。
受験生、就活生、ニュースの背景を知りたい社会人にもおすすめです!
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