歴史・地理: 2021年1月アーカイブ

建国から250年の軌跡


目次は次の通りです。

序章 政治を緩やかに覆うアメリカの政党
第1章 反政党の時代ーアメリカ革命~一八二〇年代
第2章 政党政治の本格化ージャクソン政権期~再建期

第3章 現代社会への適応ー南北戦争後~一九三〇年代
第4章 リベラル優位の時代ー戦後~一九七〇年代

第5章 分極化の時代ー一九八〇年代~オバマ政権期
終章 アメリカ政治は多数決主義に向かうのか

アメリカの民主・共和の二大政党は、世界の中で極めて異質だ。
実は両党は、地域の政党組織の連合体に過ぎず、党首、恒常的な綱領、党議拘束も原則ない。
他方で、地方政治家、政府高官、裁判官など隅々にまで浸透し、いずれかの党派であることが当然とされる。
両党は法によって優遇されてもいる。
本書は、支持層・基盤を変えながら二大政党が制度化していく歴史を辿り、大統領を通して語られてきたアメリカ政治の本質を描きます。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。

<印象に残った一文>
 「アメリカの二大政党は組織として一体性を欠く半面、政治全体に幅広く浸透し深く根を下ろしいている点に重要な特徴がある。」

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よろしければご覧下さい。

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