社会・政治: 2008年6月アーカイブ

なぜ「日本売り」が進むのか

官製不況(門倉貴史著)
<光文社新書>定価740円+税


プロローグ
第1章 なぜ日本の株は下がり続けるのか?
第2章 モラルハザードと官製不況

第3章 なぜ「ワーキングプア」が増えるのか?
第4章 なぜ年金財政は破綻寸前なのか?
第5章 サブプライム問題と世界的なカネ余り

「官製不況」という妖怪が日本を徘徊しています。

アメリカのサブプライムローン問題に端を発する世界同時株安。

なぜ、日本の株価が“震源地”アメリカより大幅に低迷しているのか?
欧米の金融機関に比べれば、
日本の金融機関が抱えるサブプライム関連商品はそれほど多くありません。

また、企業収益や国内景気が特別に悪いわけでもありません。

外国人投資家にも広がりつつある
「kansei fukyo」という言葉を軸に、
様々な角度から日本株だけが「売られる」理由を解説していく本です。

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改正ポイントと企業がすべき実務がよくわかる

パート労働法&雇用対策法の改正事項と就業規則(江上千恵子著)
<日本法令>定価1,500円+税

目次は次の通りです。


改正パート労働法
(改正の経緯と概要/改正パート労働法の具体的内容)

改正雇用対策法
(改正の経緯と概要/改正雇用対策法の具体的内容)

本年4月に施行された
パート労働法と雇用対策法の改正部分について、
省令や指針を参考に、わかりやすく解説した本です。

まだ対応されていない会社にはぜひお読み頂きたい本です。


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「闇社会の守護神」の肉声10時間

バブル(田中森一著)
<宝島社>定価1,400円+税

目次は次の通りです。


第1章 あぶく銭
第2章 闇紳士愛
第3章 アウトロー魂

第4章 敗戦処理
第5章 怨念捜査

許永中の虚実、宅見若頭の思い出、
闇紳士の生命力、あぶく銭の行方等々

先日有罪判決が下りた
「闇社会の守護神」の肉声10時間を収録した本です。。


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複雑な共存のルールへと変貌する姿

変貌する民主主義(森正稔著)
<ちくま新書>定価780円+税

目次は次の通りです。


序章 現代世界と民主主義
第1章 自由主義と民主主義
第2章 多数と差異と民主主義

第3章 ナショナリズム、ポピュリズムと民主主義
第4章 誰による、誰のための民主主義?
補論 アメリカの政治理論における民主主義論の系譜

かつて民主主義は、新しい社会の希望であり、
人間の生き方を問う理想でありましたが、
いまや、それも色あせ、陳腐なお題目と化しています。

しかしそれは、単に現実が堕落したためではありません。
その背後には、民主主義を支える思想が、
社会の深層で大きく変化したという事情があるのです。

デモクラシーのありようを劇的に変容させた現代の諸問題を、
「自由主義」
「多数者と少数者」
「ナショナリズムとポピュリズム」
「主体性のゆらぎ」といった論点から大胆にとらえ返します。

複雑な共存のルールへと変貌する姿を鋭く解き明かす試みです。

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税金の無駄遣いがなくなる!

議員の責任(竹中淑著)
<牧歌舎>定価780円+税

目次は次の通りです。

第1章 税金の使い方はチェックされているか―問題の状況
第2章 税額の決め方は適切か―実例で見る

第3章 判断基準と判断方法が明確にされなければとんな不都合がおこるのか
第4章 税金の使い方の良い事例・悪い事例

第5章 予算審議の実際
第6章 決算審議の実際

第7章 魚釣り理論
第8章 議員の責任


議会での予算審議のあり方が変り、
税金の無駄遣いがなくなる著者の主張する『魚釣り理論』です。


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驚天動地の経済ミステリー

極秘資金(長岡哲生著)
<講談社>定価1,700円+税

巨大企業にのみ、国から特別に付与されるという「超巨額資金」。
一流企業の幹部はなぜ闇に取り込まれるのか。

元経済誌の編集長が圧倒的な取材力で描く
驚天動地の経済ミステリーです。

かなり厚い本ですが、はまってしまいました。(笑)
ビジネスマン心理を見事に描いた作品だと思います。


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あの日あなたはここにいた

団塊世代の二万二千日(江波戸哲夫著)
<リベラルタイム出版社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。


焼け跡に響く産声
仔犬のように遊び転げて
セピア色の黄金時代

亀裂の中のまどろみ
希望に胸を膨らませ
引き裂かれて

洗礼
庶民的な宰相の季節
奇妙な踊り場

バブルを翔け登る
いくつもの崩壊
絶望と希望の間
新たな旅立ち

805万8千人のあの日のドラマ。
父の買い出し・母のお産、原っぱのチャンバラ・紙芝居の水飴を経て、
反乱の青春時代をくぐり、高度成長の担い手となった。

バブル時代は札束の上で狂い、失われた10年をおろおろ過ごした等。
感動の60年を余さず描録しています。


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熾烈な競争の現場

自動車産業は生き残れるか(読売新聞取材班)
<中公新書>定価740円+税

目次は次の通りです。


第1章 日本の自動車産業はなぜ強いのか
(世界一「トヨタ」の解剖/ケイレツの強さ、世界が注目/進む世界企業への脱皮/あくなきエコへの探究心/小さい車が世界を制す)

第2章 見えてきた日本の自動車産業の死角
(BRICsで上がる反撃の狼煙/揺らぐ成功のビジネスモデル/個性が消えた車/縮小する母国市場/狭まる一方の活躍の舞台)

第3章 日本の自動車産業は今後どうなるのか
(見えてきた自動運転/道具とあこがれの狭間で/夢のある未来を描けるか)

資料1 識者座談会「クルマはどこへ向かう」
(車の未来/産業としての車/車と文化)

資料2 「トヨタ学」の権威に聞く

環境への配慮に関する激しい開発競争、
新興国の台頭、格差社会の影響等。

「自動車」をめぐり日本と世界が大きく動いています。

日本の自動車産業が迎える未来は繁栄の継続か、それとも淘汰か。
大変化を迎えた車社会―熾烈な競争の現場を明らかになります。

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大学の講義用テキスト

国際政治経済学(田所昌幸著)
<名古屋大学出版会>定価2,800円+税

目次は次の通りです。


第1章 政治、経済、国際関係
第2章 国際政治経済の史的概観
第3章 市場経済とその限界

第4章 国策としての経済
第5章 社会構造と経済
第6章 グローバル化の諸問題

国際政治と国際経済にまたがる広大な領域に挑み
しかもそれを一つの一般理論で切るのではなく、
社会科学の古典や歴史的知見に学びながら

多角的な記述とポイントをおさえた資料によって、
複雑なリアリティをすくい上げていく
大学の講義用テキストです。


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『光市母子殺害事件』弁護団を解任された“泣き虫弁護

なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか(今枝仁著)
<扶桑社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。


序章 F君との約束
第1章 光市母子殺害事件(前編)解任劇の舞台裏

第2章 光市母子殺害事件(中編)「大弁護団」内部での対立
第3章 心療内科病棟の中で過ごした青春時代

第4章 夜の街から、司法の世界へ
第5章 「被害者とともに泣く検察」

第6章 「ノキ弁」からスタートした刑事弁護人
第7章 光市母子殺害事件(後編)元弁護人から見た光市事件の真相

第8章 橋下徹弁護士による「懲戒請求」扇動問題
第9章 刑事弁護の真髄/終章 「まだ、最高裁がある」

実際の裁判を「死刑廃止論」に利用し、
「復活の儀式」「母胎回帰ストーリー」といった
荒唐無稽な主張を展開させ、
空前絶後のバッシングに晒された
光市事件弁護団を“解任”された弁護士が、
事件の真相を衝撃告白する本です。

マスコミで報道されているのとは違った事実が語られています。


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公務員の虚像と実像

実は悲惨な公務員(山本直治著)
<光文社新書>定価760円+税

目次は次の通りです。


プロローグ あなたはアンチ公務員?親方日の丸サポーター?
第1章 給与・福利厚生―お役人の待遇は本当にオイシイのか

第2章 天下り問題―ケシカラン天下りを徹底検証
第3章 勤務実態―「グータラなくせにクビがない税金泥棒」の実像
第4章 コスト感覚―お役所はなぜ税金をムダ遣いするのか

第5章 無責任体質―リスクや責任をとらない理由
第6章 マスメディア―TVもダメ、新聞もヘン?

第7章 クレーマー―国民からの苦情窓口としてのお役所
エピローグ お役所バッシングを超えて

就職人気No.1の「お気楽天国」。
その虚像と実像を描きます。
あなたは、それでも公務員をめざしますか?

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日本よ再浮上せよ!

プロフェッショナルの提言(桐野豊著)
<かんき出版>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


第1講座 世界の持続的発展と「課題先進国」日本の役割
第2講座 イノベーションとサービス・サイエンス
第3講座 グローバル化と「人財」としての日本人

第4講座 日本の医療の行方
第5講座 女性を活かす
第6講座 人材再生への課題と挑戦

六人の各界トップが日本の針路を語ります。


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大笑いしながら、政治も外交もぐっと身近になる一冊

ジョークで読む国際政治(名越健郎著)
<新潮社>定価680円+税

目次は次の通りです。


第1章 それもこれも日本のせい―アジア
(独裁者たちの肖像/六カ国協議のヒソヒソ話/神が日本に与えた「試練」/北京で流れる反日狂騒曲/オリンピックは終わりの始まり/アメリカに宣戦布告を/「クレジットカードを使えばいいのに」/自民党の天国と地獄/日本と北朝鮮の共通点)

第2章 歴代大統領の泣き所―アメリカ
(「George www. Bushと改名します」/あれ、十数年前と変わってない/ハリケーンが二度直撃/チェイニー副大統領が撃った!/スキャンラダス・ビル/オバマ候補の魔力/ビル・ゲイツの下半身)

第3章 EUという喜劇―欧州
(マルクスの「遺言」/フランス新兵が最初に学ぶこと/シラクからサルコジへ/お父さんはストリッピダンサーです/「この次はイタリア抜きでやろう」/右はブッシュ大統領の愛犬/私なら、ダイアナでよかった)

第4章 最強のスパイ大統領―ロシア
(「合格だ。私の部屋に戻ってくれ」/銃殺の代わりに追徴課税/「イワンはどこへ連れて行かれたの?」/四島の日本帰属/ポロニウムあります)

第5章 我こそカストロ議長の後継者―中東・中南米
(用意された末路/「フセインを穴倉に戻そう」/テロリストは図書館に/シャロン首相vsアラファト議長の二十年戦争/壁の内側から聞こえるジョーク/カストロ議長が召される日)

金正日総書記「核ミサイルが遂に完成しました。
いずれ東京に向けて発射する」。
長男の金正男「ディズニーランドだけは壊さないでください」―。

独裁者の一挙手一投足をからかうロシア、
大統領の不倫劇に盛り上がる米国、
王室ネタが大好物の英国、
意外なジョーク愛好国のフィリピン、
パレスチナ自治区等々。

ローマ法王から福田総理まで、オールキャスト総出演です。

大笑いしながら、政治も外交もぐっと身近になる一冊です。

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究極の指導者論

最高指導者の条件(李登輝著)
<PHP>定価1,400円+税

目次は次の通りです。


1 指導者がもつべき哲学
(孤独を支える信仰/善政のための死生観/運と運命/公義の精神/公明正大/権力とカリスマ/伝統がもたらす信念)

2 組織を引っ張る力
(強いリーダーシップ/勇気と心の平静/危機に対する現場主義/決断力/人事の要諦/アイデンティティの確立/愛国心の涵養/エリートの育成)

3 上に立つ者の行動原理
(誠実に説く/認耐力/惻隠の情/大局観をもつ/構想力/発想の転換/行動力と強い意志/未来への提言力)

国家・組織の命運は指導者の素質と能力で決まります。

世紀の哲人政治家が書き下ろした究極の指導者論です。


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世界一わかりやすいスタグフレーション・物価高の教科書

立食いソバ1杯が1000円になる日(門倉貴史著)
<宝島社新書>定価648円+税

目次は次の通りです。


第1章 中国産食品の輸入ストップで食卓はこうなる
(検疫基準の1万倍の農薬濃度!「毒ギョーザ」の激震/80%の人が「今後、中国製食品は利用しない」 ほか)

第2章 「日本産高級食材」の海外流出が止まらない!
(香港人に競り落とされた“日本一のマグロ”/世界的な和食ブームで魚介類が足りない! ほか)

第3章 「食品の争奪戦」から落ちこぼれる日本人
(中国が輸出を停止すれば、日本の業者の損失は毎月768億円/日本の「物価高」を人質にした中国の「揺さぶり外交」 ほか)

第4章 格差社会を直撃するスタグフレーション〓
(ニアリーイコール)物価高(賃金は上がらないのに、物価高が止まらない/輸入小麦が、とくに日本で高騰するカラクリ ほか)

中国産の輸入ストップで私たちの「食」はこうなります。
世界経済から孤立する日本の食卓。

世界一わかりやすいスタグフレーション・物価高の教科書です。

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民主主義を考える

逆説の民主主義(大沢真幸著)
<角川書店>定価724円+税

目次は次の通りです。


第1章 北朝鮮を民主化する―日本国憲法への提案1
第2章 自衛隊を解体する―日本国憲法への提案2
第3章 デモクラシーの嘘を暴く―まやかしの「美点」

第4章 「正義」を立て直す―「みんなのルール」のつくり方
第5章 歴史問題を解決する―隣国とのつきあい方
第6章 未来社会を構想する―裏切りを孕んだ愛が希望をつくる

グローバル化は地獄への道だ。
なぜ私たちは受け入れるのか?

いま必要なのは、力もない、地位もない、
排除された人を社会の代表とみなし、
日本の民主主義をつくり直すこと

との主張に基づく本です。


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少年を凶行に走らせる要因とはいったい何か?

少年たちはなぜ人を殺すのか(キャロル・アン・デイヴィス著)
<文芸新書>定価1,000円+税

目次は次の通りです。

傷つけること
まぼろしのシェルター
代理
ぼくはいるぞとぼくは言った
別人になってやる

あなたのような娘を待っていた
ぼくを救ってくれ
消せぬ記憶
泣くのはおよし
重圧

草は茂りつづける
親なし子
十九回目の神経衰弱
殺人を犯した子供の一般的類型
少年による殺人―その他の分類

友人を殺す子供たち
性的動機による殺人
家族を殺した子供たち
大人になってふたたび殺人を犯す子供
流布する「責任転嫁」の言説

少年犯罪の「神話」
子供に殺人をさせないために


少年を凶行に走らせる要因とはいったい何か?

英米で起こった未成年による殺人13例を、
加害少年の生い立ちから司法による対応まで徹底追跡、
その病理を浮き彫りにする戦慄のレポートです。


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洋食・和食事始め


食に歴史あり(産業経済新聞社)
<産経新聞出版>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


文明開化の味がする
(牛鍋・すきやき/カレー/カツレツ/コロッケ/オムライス/食パン/フランス料理/ローストビーフ/パスタ/ステーキ/コーヒー/紅茶/アイスクリーム/ソーダ水/ケーキ/ビスケット/あんパン/菓子パン/ビール)

守られる味
(シト/せんべい汁/とんぶり/鯛まま/千寿ネギ/深川めし/伊勢うどん/めはりずし/ざざ無視/ムツゴロウの蒲焼き/豆腐よう)

本当の「日本の洋食屋」さん
―すきやき、コロッケ、カツレツ、オムライス、アイスクリーム…。

文明開化を皮きりに日本に浸透していった
西洋料理が食べられる伝統あるお店を紹介します。

紹介した全てのお店の地図付きです。

日本各地に伝わる伝統の和食
―深川飯、シト、鯛まま、とんぶり、ムツゴロウの蒲焼き…。
日本の昔からある和食、伝統食。
各地で大切に守られている味が食べられるお店を紹介します。


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贈り物・宴会の意味と役割を解明する!

贈答と宴会の中世(盛本昌広著)
<吉川弘文関>定価1,700円+税

目次は次の通りです。

贈り物と宴会の本質―プロローグ
客人の接待と贈答
室町幕府の年中行事と贈答

水産物の贈答と宴会
味覚と贈答
贈り物と宴会をめぐる問題―エピローグ

贈り物に熨斗を添え、職場の新人に歓迎会をするのはなぜか。
源義家への豪華接待、将軍が与えた亥子餅、
八朔や歳暮に贈られた名産品・鯨などの
水産品・果実などから、参加者の縁を結ぶ
贈り物・宴会の意味と役割を解明します。


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日々のナゾを経済学的に解決

日常の疑問を経済学で考える(ロバート・H・フランク著)
<日本経済新聞出版社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。


1 直方体の牛乳カートンと円筒形のソーダ缶―製品設計における経済学
2 無料のピーナッツと高価な電池―行動における需要と供給

3 「職場」での不思議な話―等しい能力をもつ労働者の稼ぎが異なるのはなぜか
4 他の人よりも多く支払う購入者がいるのはなぜか―値段交渉の経済学

5 競争とコモンズの悲劇
6 所有にまつわる神話

7 市場のシグナルを読み解く
8 海外のエコノミック・ナチュラリストたち

9 心理学と経済学の出会い
10 人間関係の市場/11 二つのオリジナル

ホテルのミニバーの価格が法外に高いのはなぜ?
どうして多くの学校が制服の着用を義務づけているの?

ドリンクおかわり自由のレストランが多いのはなぜ?
彼氏持ちのほうがモテるのはどうして?

経済学はこんなに常識的で単純だったのです。
大先生が誰にでもわかりやすい物語形式で
日々のナゾを経済学的に解決します。

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森を通じて世界との関わりを考える

熱帯雨林とモンスーン林からの報告(秋道智彌著)
<人文書院>定価2,500円+税

目次は次の通りです。


序章 東南アジアの森に何が起こっているか
―熱帯雨林とモンスーン林からの報告

第1章 メコン流域からスンダランドへ
第2章 森林産物利用の社会経済史
第3章 森にすむ人びとの知恵を探る

第4章 森とエコ・ポリティクス
第5章 開発の波の進行
終章 東南アジアの森と暮らしの変化

地球規模の環境問題である熱帯・亜熱帯林の劣化・減少にたいし
私たちはどう対処すればよいのか。

気候帯のちがう島嶼部のボルネオ島と大陸部のラオス、
中国の事例を取りあげ、大胆な二地域間の比較を試みます。

異なる条件にある森林と森をめぐる人びとの営みを
森林史的・政治生態学的に分析し、
地域を超えた解決の糸口を探る本です。


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裁判員制度の全てがわかる!

これ一冊で裁判員制度がわかる(読売新聞社会部裁判員制度取材班著)
<中央公論新社>定価1,200円+税

目次は次の通りです。


第1章 裁判員制度を理解するための100問100答
(裁判員候補者名簿に名前が載ったら/裁判所からの「呼び出し状」が自宅に届いたら/裁判所に行くまでの時間をどう過ごすか?/裁判員の選任手続きに参加する/裁判員に選ばれてから/裁判員の任務が終了してから)

第2章 もっと深く知りたい人のために
(変わる法廷/裁判員制度はこうして生まれた/主要国ではどのようなかたちで国民が司法に参加しているか)

裁判員に指名されてからあわてないために
誰でもが裁判員になる時代の必読書です。

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李承晩外交と米国の対韓政策に対する反省

韓国外交政策の理想と現実(李昊宰著)
<法政大学出版局>定価7,300円+税

目次は次の通りです。


第1編 韓国外交政策の理論的模索
(弱小国外交政策の理論と韓国)

第2編 米ソ両極化体制の形成過程
(韓国政治体制上にみる一九四五年の解放/政党連合運動の失敗と政権闘争の激化/朝鮮信託統治案と米ソ協議の決裂/李承晩の選択と米ソ冷戦/南北協議の失敗と大韓民国の成立)

第3編 朝鮮戦争と両極化体制の確立
(李承晩の対米外交活動の失敗/米国の対韓政策の失敗/韓米相互防衛条約の成立/結論)

日本の植民地統治から解放された韓国は、
東西冷戦と米ソ両極化体制、国内の左右両勢力の対立激化という、
国際的・国内的要因が錯綜する複雑な政治状況に置かれました。

著者は、政党連合運動、南北協議から李承晩の対米外交、
米国の対韓政策の失敗、朝鮮戦争後の朝米相互防衛条約の成立
に至る過程を綿密に分析し、
現代韓国政治外交の核心を問います。

「小国を中心とする小国際政治体制」と
「勢力均衡原則」概念を軸に

半島をめぐる強大国の抗争・対立を均衡と
安全へと導く方途、独立と統一の理想、
東アジアの平和と発展の可能性を追求する本です。


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なぜ「犯罪」は繰り返されるのか?

法律より怖い「会社の掟」(稲垣重雄著)
<講談社現代新書>定価700円+税

目次は次の通りです。

第1章 だから不祥事がなくならない
(日本人と法意識/日本人の自我の問題/日本人の組織の原理と行動/「性さほど悪くない」説と企業不祥事/会社組織そのものに起因する問題)

第2章 企業の不祥事パターン
(不祥事の区分/「不正利得獲得」傾向が強い不祥事/「共同体維持」傾向が強い不祥事)

第3章 不祥事はなくせるのか
(三方よし/社会的責任とは何か/日本人とCSR/法化社会と新しい規範/われわれの社会的責任)

「年中行事」と化す謝罪会見。

どの企業も立派な理念を掲げながら、
なぜ「犯罪」は繰り返されるのか?

その理由を日本人の行動原理にまで遡って解明する本です。

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