社会・政治: 2008年10月アーカイブ

死刑囚や服役囚の知られざる驚愕の実態

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び(藤田公彦著)
<徳間書店>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


第1章 これが死刑囚の素顔と実態だ
第2章 革命家とやくざ
第3章 「治獄」四カ条の精神
第4章 塀の内と外の「処遇困難者」たち

第5章 受刑者と家族
第6章 腐敗刑務官を根絶せよ
第7章 追い詰められる拘置所・刑務所

ムショの中は
コマッタ連中で溢れてる!


有名事件のあの人物、
暴力団の大幹部や過激派闘士たちは
塀の中でどのように過ごしたか?!


死刑囚や服役囚の知られざる驚愕の実態、
そして興味津々の事実・事実・事実です。


暴露本は本当に好奇心をそそります。

普段では知ることのできない
獄中生活を垣間見れる本です。


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

官製資本主義の終焉と民主化へのグランドビジョン

中国静かなる革命(呉軍華著)
<日本経済新聞出版社>定価2,000円+税

目次は次の通りです。

第1章 ポストオリンピックの中国経済
第2章 中産階層の台頭と民主化からの逃避
第3章 「中国崩壊論」の崩壊

第4章 政治改革の遂行へ背水の陣
第5章 経済成長が促す政治改革
第6章 民主化へのグランドビジョン

世界が認める超大国へ、
持続的な経済成長を求め、
中国共産党が選んだのは、

自らの手で
一党支配体制を離脱する道だったのです。


今後の中国の針路を考える上で参考になる書です。


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激烈エピソード100

危険な世界史(中野京子著)
<角川書店>定価1,500円+税

目次は次の通りです。


第1章 魑魅魍魎の宮廷世界
(十八世紀最大のスター―マリー・アントワネット/偉大なる母―マリア・テレジア/傲慢な婚家の人々 ほか)

第2章 芸術家という名の怪物
(美しき旋律の陰で/エキセントリックも才能のうち?)

第3章 宮廷の外もまた…
(奇妙きわまるトレンド/名物に秘められた過去/決闘、処刑、墓荒らし、そして… ほか)

「強健王」と謳われた
ポーランド国王アウグスト
彼が愛人に産ませた、
呆れるほどの子どもの数は?

ロシア皇帝
ピョートル大帝壮絶な姉弟ケンカの末、
監禁した姉にした
残忍な仕打ちとは?

「白鳥の湖」などで知られる
天才作曲家チャイコフスキー
彼を自殺に追い込んだ“ある秘密”とは?


毒が強すぎてクセになる、
激烈エピソード100です。


歴史的スターたちのスキャンダルはおもしろいですよ!


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恋愛と経済学の極意書

エコノミック恋愛術(山崎元著)
<ちくま新書>定価680円+税

目次は次の通りです。

第1章 社内恋愛は悪なのか―女心と男心の経済学
(あなたは「マーガリン」になれるか/社内恋愛のコストを算定すると ほか)

第2章 恋愛ではバカに勝つのは難しい―新しい経済学でロマンスを考える
(バカはときに理性を凌駕する/ロマンチストは何を夢みるか ほか)

第3章 モテたい人のための「恋の悪知恵」―恋の元本割れを回避する
(美人のいるオフィスの経済価値は?/合コンで幹事よりいい女(男)がなぜ来ないのか ほか)

第4章 結婚はバブルである―経済学的に夫婦を考える
(あなたのパートナーは資産か負債か/結婚はバブルである ほか)

第5章 恋人獲得の戦略―いかに遊び、選ぶか
(自分の値段をいくらに設定するか/「牛丼屋の味噌汁」を模範とすべし ほか)

恋愛と経済はよく似ています。

情報を集め、戦略を練り、判断を下す。

この点ではどちらも同じです。

「うまい話」は存在しません、
愚かな過ちを(しばしば)犯す、

という点でも
両者は同じ問題を共有しています。


ロマンスの効用と
戦略をまじめに考え、

「経済学のツボ」と
「恋愛のコツ」を

同時にお伝えする書です。

軽妙な語り口に
思わず噴き出す、
恋愛と経済学の極意書です。

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歴史に学ぶ知恵

時代を見通す力(副島隆彦著)
<PHP研究所>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

第1章 「義」の思想を日本が受容した
第2章 現在につながる仏教と神道の対立
第3章 江戸中期の思想家、富永仲基を評価する

第4章 黒船来航とロックフェラー石油財閥の始まり
第5章 明治維新はイギリスの世界戦略の中に組み込まれていた
第6章 昭和史の背後に戦争を仕組んだものたちが潜む


著者は、常々、

「本当は、日本人はどのような思想のもとに生きてゆくべきなのか」

を考えてきました。

そのヒントは、
これまで日本という国、

日本人という人種が歩んできた、

「歴史」

のなかにこそ存在するのです。

そこで、
著者の知力を総動員して、
描かれたのが本書です。

      
この本は、
美しい人間絵巻である
司馬遼太郎が描いたような
歴史観には基づきません。


過去の人々が、

なるべく一般庶民のまえに
出すまいとしてきたであろう
事実を表に出し、

本当に起きていたことは
何なのかを
抉り出すことに全力を注いでいます。


読者は、戸惑いと驚きの中で、
今まで誰も教えてくれなかった、
真の歴史考察と直面します。


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危険な大国の実態

狂気の核武装大国アメリカ(ヘレン・カルディコット著)
<集英社新書>定価740円+税

目次は次の通りです。


第1章 せっかくのチャンスが…
第2章 核戦争になると?
第3章 狂った世界―死の便利商品で遊ぶ核科学者と国防総省

第4章 死の商人たち
第5章 第二次マンハッタン計画
第6章 スター・ウォーズ―国家ミサイル防衛システム

第7章 宇宙―アメリカ帝国の新領土
第8章 湾岸とコソボの核戦争
第9章 ロッキード・マーチン大統領とスター・ウォーズ政権


世界の警察を自認するアメリカは、

イラクが大量破壊兵器を保有しているとして「制裁」し、
イランや北朝鮮の「核問題」を非難します。

しかし、
世界でもっとも大量の核兵器を保有しているのは、
ほかならぬアメリカなのです。


国家の基幹産業であり、
最大の公共事業である
軍需産業の権益を
維持・拡大するため、

絶えず「敵」を捏造し、
天文学的な予算をつぎ込んで、
大がかりな
核軍備態勢を構築しているアメリカ。


圧倒的な調査力をベースに、
この危険な大国の実態を、
あますところなく
暴いていく書です。


アメリカの病める部分に焦点を当てた本ですが
読んだ後はちょっとブルーになってしまいました。

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インサイド・ストーリー

公明党・創価学会の野望(平野貞夫著)
<講談社>定価7562円+税

目次は次の通りです。


序章 自民党と一体化する原点
第1章 伯仲国会の権謀術数

第2章 消費税を操る創価学会
第3章 リクルート事件の舞台裏

第4章 大混乱する公明党
第5章 歴史的文書への道
終章 国家に巣喰った「ウィルス」


日本の政治を牛耳る
公明党・創価学会は、
国民生活を、
日本の未来を、
どのように変えてしまうのか?


「平和」
「民衆の救済」の理念を
かなぐりすて、

教団の繁栄、
権力の拡大のみに
奔走する巨大集団の危険性を
白日の下に晒す
超弩級ノンフィクションです


内部告発の数々と、
著者自らが目撃した
事件の膨大なメモから

構成する
インサイド・ストーリーです。


政治の裏舞台を
赤裸々に暴きます!

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日本と世界のもっともリアルな姿

世界認識のための情報術(佐藤優著)
<金曜日>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

『週刊金曜日』への私の想い―序論として
日露首脳会談―ロシアの“シグナル”を解読できなかった外務省の罪

上海領事自殺事件―外務省で起きた抗争と幕引きを急ぐ背景
機密費―報償費関連文書を開示せよ

嫌韓流―第一線の日本外交官に浸透した危機な“情緒”
日露関係―プーチン大統領と官僚の間隙に手を突っ込め

イラン問題―欧米主要国が警戒するイランと日本の特殊な関係
靖国問題―歴史を背負う国家首脳がとるべき姿勢とは

漁船銃撃事件―北方領土の拿捕事件で逃げる松田ロシア課長
袴田茂樹教授の「北方領土ビジネス」―国民にツケを回す空想論と訣別を〔ほか〕

「靖国問題」
「機密費」
「琉球処分」
「プーチン流イデオロギー」
「北朝鮮核実験」…

30のキーワードを手がかりに、

著者のみがなしうる思索と
驚異的な情報術によって、

日本と世界の
もっともリアルな姿を
提示する書です。


リアルな内外情勢は
目から鱗情報が満載です!


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「木を見て森も見る」最強の思考プロセス

全体最適の問題解決入門(岸良裕司著)
<ダイヤモンド社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

第1章 部分最適のワナに陥るな!―ようこそ、全体最適の「問題解決の森」へ
第2章 モヤモヤすっきり!―みんなが納得する対立解消術
第3章 全体像を把握せよ!―つなげて見える現状把握術

第4章 望ましくない現象を逆手にとれ!―逆転発想でつくる未来構想術
第5章 障害にとらわれるな!―中間目標に集中する目標達成術

第6章 備えあれば憂いなし!―先を読む力を鍛える実行手順立案術
第7章 理想は実現する!―全体最適でみんなをつなぐ戦略戦術実践術

さまざまな問題を
つなぎ合わせると、
ほんとうの問題が見えてくる。


全体最適で
問題の根本から解決する
「思考プロセス」を
わかりやすく解説してくれます。


図解豊富でわかりやすい本です。

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この国に足りないもの

ワーキングプア解決への道(NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班・編)
<ポプラ社>定価1,200円+税

目次は次の通りです。


1 “非正規大国”―韓国
2 “ワーキングプア先進国”―アメリカ
3 貧困の連鎖を防げ―イギリス

4 模索する現場―日本
5 解決へ―つながり始めた人々
6 今、この国がなすべきこと

解決の糸口は、
見つかるのだろうか?

「時代の言葉」となった
ワーキングプア。


問題は山積のまま、
貧困は
多くの人々を苦しめ続けています。


海外での取り組みを
取材していくなかで見えてきた

「この国に足りないもの」
とは?


NHKスペシャルの
単行本化です。


ワーキングプア問題の
世界的な深刻さを
実感できる本です。


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女社長のフェアトレード奮闘記

おしゃれなエコが世界を救う(サファイア・ミニー著)
<日経BP社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。


第1章 「ヘンなことをいう、ヘンな外国人」―ロンドンからバブル全盛の東京へ
第2章 自分で稼ぐ!―ティーンのころから磨いたビジネスセンス
第3章 日本からフェアトレード・ブランドを発信する―公私入りまじる、てんやわんやの起業

第4章 利益よりも人を優先しよう―「アンフェア」はもういらない
第5章 世界へ飛躍する―人が支えるフェアトレード・ビジネス

第6章 おしゃれにエコライフを楽しむ―毎日の暮らしから結婚・出産まで
第7章 社会企業家にできること―世界を救うのは、あなた


バブル全盛期に来日。

言葉もわからない東京での生活。

浮かれる日本人に違和感をおぼえた
イギリス人女性が、

環境問題、
貧困問題、
人権問題

と闘うために

「フェアトレード」ビジネスを
東京で創業。


インド、
バングラデシュ、
ネパール、
ペルー、
ケニア
など

15ヶ国の生産者と
提携し、

世界から注目を集める
ファッション・ブランドに
成長させます。


おしゃれな社会起業家の
半生と
ビジネスの

ノンフィクションです。


勉強不足で
フェアトレードの存在を
知りませんでしたが

この本を読んで、
フェアトレードに
すごく興味がわきました!

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持続可能な社会を取り戻すために

埋没する国家(田中直毅著)
<講談社>定価1,700円+税

目次は次の通りです。


序章 ワタナベさんの日本売り
第1章 なぜ改革は不可避なのか

第2章 勝者が道を作る
第3章 古い都から、新しい都へ

第4章 市場と非市場の再構築
第5章 「平均値」把握から「分布」把握へ

第6章 改革は「最後の絵」からイメージする
第7章 新しい公人―改革の担い手はどこから生まれるか

政府がこんなにも無能ならば、
われわれは自己防衛に奔るしかない。

日本を“売り”はじめた日本人が、
日本社会を埋没させていく。

持続可能な社会を取り戻すために、
いま何が必要なのか。


元小泉総理の知恵袋が
問題提起する書です。

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つくりだされる官製ワーキングプア

官製ワーキングプアを生んだ公共サ-ビス「改革」(城塚健之著)
<自治体研究社>定価1,900円+税

目次は次の通りです。


1 構造改革の柱としての「小さな政府」
2 進行する公務の民間化
3 内部的民間化としての公務員制度改革

4 実施部門の外部化(公務の市場化)
5 公務市場化の実際
6 危機に立つ住民の権利

7 公務市場化と労働者の権利
8 公務市場化への対抗軸
9 どう運動を広げていくか

公務市場化の
最大の問題点は、

参入した
企業が住民の生命
身体の安全という

価値に鈍感なケースが
あまりにも多いこと。


また、
行政の業務は
労働集約型のサービス業
であることから、

コスト削減は
人件費削減となり、

担い手は
安い賃金で働く
不安定雇用に
置き換えられていく。


そこに、
行政が
ワーキングプアをつくりだす
仕組みがあるのです。


市場化でゆがむ
公共サービス、

つくりだされる
官製ワーキングプアについて
著者が主張します。


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チベット、四川省大地震から北京五輪へ

中国が崩壊する日(西村幸祐編集責任)
<激論ムック>定価1,000円+税

目次は次の通りです。

総特集1 四川省大地震に隠されたもの
総特集2 長野が赤旗で染まった日
総特集3 臨界点としての北京五輪へ

世界的破局に、
日本はどう備えるのかを
テーマに交わした
激論集です。


内容には
かなり偏った傾向がありますが、
目から鱗の情報もあります。

取捨選択して読むと
活用できると思います。

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若者の自分探しといらだち

働くことの心理学(都筑学著)
<ミネルヴァ書房>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


第1部 労働の実態と労働者の意識
(日本の社会状況・労働実態・労働者の意識/職場における労働問題)

第2部 働くことを通して青年が獲得する力
(青年期から成人期にかけて働くことを通じて形成される力/若者の自分さがしと職業/格差社会における若者の「自己実現」―「働けないこと」の心理学序説)

第3部 人生において労働がしめる位置
(仕事と生活―働くことと生きること/女性の就業問題)

第4部 心理学における労働の研究
(働くために必要とされる力―児童期から青年期にかけて形成されるもの)

楽しく働きたい、
やりがいのある仕事に
就きたい、

働くことに
前向きな若者の気持ちと

長時間労働、
低賃金、
わかりゆくい
上司のいる職場。


選びきれない仕事、
達成感のない
自分さがし、
曖昧な不安。

丁寧な
調査に基づく

若者の気持ちと
労働の実態に
鋭く切りこんだ
心理学的論考です。

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人はなぜテロリストになるのか

テロの経済学(アラン・B・クルーガー著)
<東洋経済新報社>定価2,000円+税

目次は次の通りです。


第1章 誰がテロリストになるのか
―テロリズムへ参加する個人の特徴

第2章 テロリズムはどこで発生するのか
―経済的・政治的条件とテロリズム

第3章 テロリズムは何を成し遂げるのか
―テロリズムの経済的・心理的・および政治的帰結

通説
「貧しく教養のない若者がテロリストになる」
はウソだったのです。

実証データから
明らかになった、
衝撃の事実です。


3回の講義を
本にしたものなので、
かなり硬い内容ですが、

普段は知ることのできない
テロの実態を
知ることのできる本です。


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軍事ドラマで分析する中国

人民解放軍は何を考えているのか(本田善彦著)
<光文社新書>定価760円+税

目次は次の通りです。


第1章 軍事ドラマは情報の宝庫
(「脅威」として再認識されはじめた中国軍/中国人民解放軍とはどんな軍隊か ほか)

第2章 情報・ハイテク時代の解放軍―『沙場点兵(戦場の召集)』より
(北京軍区の協力で撮られた軍事演習ドラマ/賛否分かれる視聴者の反応 ほか)

第3章 中国の領土・主権意識―『垂直打撃(垂直攻撃)』より
(ドラマに描かれた解放軍空挺部隊/「斬首行動」の矛先に見えるもの ほか)

第4章 核から有人宇宙飛行まで、執念の開発―『国家使命(国家の使命)』より
(中国版「プロジェクトX」/建国55周年のメッセージ ほか)

第5章 大国興亡の歴史を鑑に―『大国崛起(大国への道)』より
(プロパガンダとしてのドキュメンタリー/中国のドキュメンタリーが描く「9つの大国」 ほか)

中国人民解放軍の
謎に包まれた
思想・内情を

プロパガンダから
読み解く書です。

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暴走する特捜検察と餌食にされた人たち

国策捜査(青木理著)
<金曜日>定価1,500円+税

目次は次の通りです。


村上正邦―罵詈雑言と恫喝で虚偽自白を強要した特捜部副部長
三井環―裏ガネ告発の口封じを狙った薄汚き検察の「庁益捜査」
鈴木宗男―世論に煽られて突き進んだ「筋書きありき」の暴走捜査

村岡兼造―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正1
上杉光弘―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正2
尾崎光郎―特捜部とつるんで事件を歪めたヤメ検弁護士

安田好弘―反骨の弁護士に襲いかかった警察・検察捜査の虚構
田中森一―「闇社会の守護神」が明かす特捜検察の歪んだ実像
西山太吉―検察が主導して隠蔽に走った国家の犯罪

中山信一―事実無根の虚偽事件を捏造した警察・検察の犯罪
神林広恵―私怨で報復捜査に乗り出した特捜部幹部
細野祐二―50回もの「テスト」で証人を“洗脳”した特捜検察

佐藤優―真面目な検事の「正義」が暴走する国策捜査
秋山賢三―「再審請負人」が明かす刑事司法劣化の実相
刑事司法のどこに問題があるのか―一三人の訴えから見えてきた病巣

最近の捜査は、
一見して
「巨悪」を摘発しているように
見えたとしても、

背後には
検察内部の
薄汚れた思惑や
打算が潜み、

捜査や
取り調べ手法に
数々の問題を
孕んだケースも
散見されます。


タイトルともなった
「国策捜査」は、

特捜検察が
政治や世論に
背を押されるかのように

突き進んだ結果から
生まれた

歪んだ
捜査の
一形態です。

徹底して
「捜査に狙われた側」から見た
日本の
刑事司法の一断面です。

私のサイトです。
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『CHANGE』(フジテレビ系)の完全ノベライズ

CHANGE(福田靖脚本)
<マガジンハウス>定価1,200円+税

国会王子、誕生。

政界に現れた
新時代のヒーローが、
いま動きだす!

木村拓哉主演の話題作
『CHANGE』(フジテレビ系)の
完全ノベライズです。

テレビは
1回しか見たことがありませんでしたが、

おもしろくて
はまって読んでしまいました。

こんな総理が誕生したらいいのですが・・・

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

歪みをもたらす裁判の数々

日本をダメにした10の裁判(チームJ著)
<日本経済新聞出版社>定価850円+税

目次は次の通りです。


第1章 正社員を守って増える非正社員の皮肉―東洋酸素事件
第2章 単身赴任者の哀歌―東亜ペイント事件
第3章 向井亜紀さん親子は救えるか?―代理母事件

第4章 あなたが痴漢で罰せられる日―痴漢冤罪と刑事裁判
第5章 「公務員バリア」の不可解な生き残り
第6章 企業と政治の強い接着剤―八幡製鉄政治献金事件

第7章 なぜムダな公共事業はなくならないか―定数是正判決
第8章 最高裁はどこへ行った?―ロッキード裁判
第9章 裁判官を縛るムラの掟―寺西裁判官分限事件

第10章 あなたは最高裁裁判官を知っていますか―国民審査
終章 法の支配がもたらす個人の幸せ

若者は
なぜ正社員になれないのか、

どうして
向井亜紀さんは
母親と認められなかったのか、

政治と企業が
癒着し続ける理由とは…。


日本の社会に、
政治・経済に、
そして正義に
歪みをもたらす裁判の数々。


その問題点に
明快な論理で
鋭く迫る書です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

バブルの徹底分析

すべての経済はバブルに通じる(小幡績著)
<光文社新書>定価760円+税

目次は次の通りです。

第1章 証券化の本質
第2章 リスクテイクバブルとは何か

第3章 リスクテイクバブルのメカニズム
第4章 バブルの実態―上海発世界同時株安

第5章 バブル崩壊1―サブプライムショック
第6章 バブル崩壊2―世界同時暴落スパイラル

第7章 バブルの本質
第8章 キャンサーキャピタリズムの発現―二一世紀型バブルの恐怖

なぜ、
サブプライムローンは
世界的な金融危機を招いたのか?

なぜ、
ジャンク(くず)と呼んでもよいような
サブプライム関連の金融商品に、

欧米の投資銀行や
ヘッジファンドなど
世界一流の投資家たちが
殺到したのか?

なぜ、サブプライムショックの際に、
日本の株価が最も暴落したのか?


なぜ、
バブルは繰り返されるのか?


多くの投資家が
リスクに殺到するがゆえに生じる、
新時代のバブルの正体を、

気鋭の学者であり、
個人投資家でもある著者が、

アカデミックな成果を中心に、
著者自らの投資体験も含めて
分析する書です。

バブルについて
徹底的に解明してくれます。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

9.11事件の真相に迫る

続9.11の謎(成沢宗男著)
<金曜日>定価1,000円+税

目次は次の通りです。


第1章 「アルカイダ」は存在しない
(偽造された「対テロ戦争」とその真の狙い/虚構の「国際テロ組織」)

第2章 「9.11」の関与を否定していたビン・ラディン
(ビン・ラディンのテープ/「20番目のテロリスト」)

第3章 疑惑と不可能の連鎖
(コロンビア特別区の長い半日/『ユナイテッド93』の真実/闇からの電話)

第4章 第7ビルは爆破されたのか!?
(WTC7の不可思議な全壊/WTC7崩壊前に流れた「崩壊」報道/ジュリアーニがやったこと)

桁外れの嘘が
崩れはじめました。

アフガニスタン戦争は
「9.11」の前から
計画されていたのです。


アラビア語で
「データベース」という意味の
「アルカイダ」は存在しないのです。


米国政府は
「9.11」後、
刑事司法手続きで
一人の容疑者も
逮捕・起訴していません。


なぜ
世界貿易センター第7ビルが
崩壊する前に

「崩壊した」
とのニュースが流れたのか。


9.11事件の真相に迫る本です。


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

信用バブルという怪物

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか(チャールズ・R・モリス著)
<日本経済新聞出版社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。


第1章 リベラリズムの死
第2章 ウォール街の新たな宗教

第3章 バブルの国への道
第4章 資金の壁

第5章 ドルの津波
第6章 大規模な清算

第7章 勝者と敗者
第8章 均衡の回復

金融資産の総額が
世界GDPの4倍を超え、

金融派生商品の総額が
世界GDPの10倍を超えるなど、
異常に膨らんだ信用バブル。


その崩壊がもたらす衝撃は
ベアー・スターンズの
救済買収だけにはとどまらず、

アメリカ経済そのものを
未曾有の危機に突き落としています。


これに対して
アメリカの当局者と
金融業界は、

危機を過小評価し、
問題を隠蔽しようとしています。


これは、
日本がバブル崩壊後に進んだ
最悪の道です。


この結果、
2008年の大部分の期間、

隠された損失が
表面に浮き上がるたびに
市場は動揺し、
ドル安の進行に
歯止めがきかないでしょう。


これから
アメリカ経済はどうなるのか。


内需主導型経済から
輸出主導型経済への
構造転換が起こるのか。

新大統領がとるべき
経済政策とは何か。


S&L(貯蓄金融機関)危機や
LTCM危機、
日本のバブル経済、

ハイテク株バブルなど
歴史的な観点から、

次なる展開を解き明かした
ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーです。


マスコミ報道では見えてこない
アメリカ経済の現実を
知ることのできる本です。


今まさに
現実のこととして
起きている
金融危機を予告した書です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

ご都合主義のウソを暴く!

定説だってウソだらけ(日垣隆著)
<WAC>定価857円+税

目次は次の通りです。

第1話 食べ物をめぐるウソとホント―ゲスト・武田邦彦氏
第2話 渋滞の謎を解く―ゲスト・西成活裕氏
第3話 恐怖を煽ってはいけない―ゲスト・池田清彦氏

第4話 ウイルスの逆襲―ゲスト・藤田紘一郎氏
第5章 ヒトの時間 ナマコの時間―ゲスト・本川達雄氏
第6話 さらば遺伝子幻想―ゲスト・岡田正彦氏

第7話 ガンで死ぬのは不幸なことか―ゲスト・近藤誠氏
第8章 定説をくつがえす―ゲスト・赤祖父俊一氏

ダイオキシン問題や
『買ってはいけない!』の
ウソを暴いてきた著者が、

ご都合主義のウソを
第一人者を迎えて
徹底検証します。

日本中が救われた
『常識はウソだらけ』に続く
第二弾です。


こんなに定説に縛られていたのかと
気付きをくれる一冊です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

派閥の正体とその変遷

政権交代の法則(草野厚著)
<角川書店>定価705円+税

目次は次の通りです。


第1章 ねじれ国会と政権交代
(ねじれ国会の出現/与野党のあるべき姿 ほか)

第2章 自民党による疑似政権交代史
(政治は数の論理/派閥が作り出した疑似政権交代 ほか)

第3章 疑似政権交代の終焉
(小沢一郎の剛腕は経世会支配から生まれた/金丸信の失脚が招いた経世会分裂、小沢一郎の離党 ほか)

第4章 民主党派閥と政権の可能性
(民主党における派閥の意味/民主党グループにおける本流 ほか)

第5章 政権交代の必要条件
(最終的には政策を吟味せよ/ねじれ国会の行方 ほか)

政治を理解するためには、
まず派閥を知るべきです。

多くの人間が集えば、
そこには多かれ少なかれ好き嫌い、

波長の合う、
合わないが生まれてきます。

そうした
非合理的な人間的な要素が

派閥の結束の強弱と
将来を占う鍵にもなるのです。


人的なつながりが
政策論議よりも
奥が深い場合も
少なくないのです。


派閥に焦点を当てて
政治を斬った本です。


政治に興味がない方でも
興味がわいてくるような本です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

国際政治経済学入門

経済で読む「日・米・中」関係(田村秀男著)
<扶桑社新書>定価760円+税

目次は次の通りです。


第1章 貧しくなる日本人
第2章 通貨は警告する
第3章 危うい大国中国

第4章 漂流する超大国アメリカ
第5章 北朝鮮「核」の舞台裏

第6章 日本の運命握る「日・米・中」三角関係
第7章 危機の断面

経済がわかれば世界が見える!

最新ニュースで読む、

日本
アメリカ
中国による

熾烈なるパワーゲームの仕組み!


分かちがたく結びつく世界経済において

日本・アメリカ・中国の
関係解読を
徹底的に解説してくれる本です。

私のサイトです。
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「省エネ」「低炭素化」技術が世界を救う

日本は「環境力」で勝つ(長谷川慶太郎著)
<東洋経済新報社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 「環境保全」へ大転換する世界
第2章 「環境保全」が国際政治の最大課題
第3章 「低炭素社会」実現への日本の努力

第4章 石油ショックに打ち勝った日本的経営
第5章 環境保全社会は日本の技術力なくして実現しない
第6章 環境力が「豊かさ」を決める

世界的な
環境大規模投資が始まりました。


ハイブリッド車、
再生水など、
世界を圧倒している

省エネ・低炭素化技術を
日本はいかに活用すべきか。

環境保全の時代における
日本の戦略について論じる書です。


著者の丁寧な調査に基づく主張は
これからの趨勢を把握する上で
参考になります。


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彼らの本当の姿

いつまでも中国人に騙される日本人(坂東忠信著)
<KKベストセラーズ>定価714円+税

目次は次の通りです。

第1章 「普通の中国人」の正体
第2章 中国人の8大特徴
(中国人は反省しない/中国人は嘘をつく/中国人は友情に厚い/中国人はお金にこだわる/中国人はやたら喧嘩腰/中国人は家族思い/中国人は自己主張が強い/中国人には自律心がない)

第3章 中国人の出身地別特徴
第4章 あなたの隣の中国人
第5章 なぜ日本人は危機意識がないのか

日本に暮らす
中国人の数が急激に増えています。

それと同時に、
中国人による犯罪件数が急増し、

外国人犯罪の
1位をキープしています。

街中や仕事場で
見かけることも多くなった中国人たちですが、

彼らは本当に安心できる
隣人といえるのでしょうか。

彼らに対して、違
和感を覚えていた
日本人は多いはずです。

元警視庁刑事が日
本に暮らす普通の中国人に焦点をあて、
彼らの本当の姿を探ります。


この本をよくと
明日から中国人を見る目が
変わるかもしれませんが、

偏ることなく
ひとつの見方として
参考になる本です。

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癒される

日本で最も美しい村(佐伯剛正著)
<岩波書店>定価2,200円+税

目次は次の通りです。


其の一 丘と沢の里・美瑛町(北海道)
其の二 カルデラの里・赤井川村(北海道)
其の三 温泉と棚田の里・大蔵村(山形県)

其の四 歌舞伎と出湯の里・大鹿村(長野県)
其の五 御嶽と木曽馬の里・木曽町開田高原(長野県)
其の六 合掌造りと雪の里・白川村(岐阜県)

其の七 ブナの森と棚田の里・上勝町(徳島県)
其の八 高原の湯の里・南小国町(熊本県)

其の九 神々が降り立つ里・高原町(宮崎県)
其の十 新しい仲間が増えています

お手本は
「フランスで最も美しい村」活動。

小さくても
輝く農山村の景観や文化を
守ろうという活動です。

「日本で最も美しい村」
に加盟する町や村へ案内してくれます。

掲載されている美
しい村の写真は見ているだけで
癒されます

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「あの世」から中国を分析する

「死体」が語る中国文化(樋泉克夫著)
<新潮社>定価1,000円+税

目次は次の通りです。


第1章 香港での出会い
第2章 故郷と棺と骨へのこだわり
第3章 市場経済の時代に

第4章 無告の民と匪賊
第5章 死体の政治学
終章 東華義荘、ふたたび

『史記』や『水滸伝』の昔に始まり、

アヘン戦争、日中戦争、文化大革命へと至る近現代まで、

中国史は戦
争、動乱、圧政、自然災害などによる
夥しい数の死体の上に築かれた
と言っても過言ではありません。

そんな歴史が漢民族に植え付けた「死」
と「死体」に対する感覚は、

同じ東洋人でありながら
日本人とはこんなにも違っていたのです。

「あの世」から中国を分析する
刺激溢れる比較文化ルポです。


ちょっと内容がきつい部分がありますが、
中国と日本の死体に愛する
感覚の違いを実感できる本です。


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地球温暖化よりももっと深刻な現実

食糧がなくなる!本当に危ない環境問題(武田邦彦著)
<朝日新聞出版社>定価1,200円+税

目次は次の通りです。

第1章 日本の食糧価格が高騰する四つの証拠
(「食糧」の大変革が起きた激動の一週間/人類の価値が変わったアメリカの暴挙/世界で最初に打撃を受けるのは日本だ/日本の食糧はどうなってしまうのか?)

第2章 地球温暖化が食糧危機を救う!
(陸上の食糧が増えるきっかけ/今こそ“海”の資源をうまく利用する/作られた温暖化の恐怖/節約してはいけない)

第3章 日本の“食卓”はこんなに危ない!
(なぜ中国製ギョーザ中毒事件が起こったのか?/知られていない身の回りの“毒”の恐怖/自然の中の食物はかなり危険/農薬は本当に危険だったのか?/リサイクルは危ない/心配しなくてよいものもある)

第4章 身近な生活の危険から身を守る
(原子力発電所から身を守る/大地震から身を守る)

第5章 本当に危ない環境問題を知る

食糧・石油不足、危険な外国製食品、身近な食中毒…
生活に忍び寄る本当の危機を綴った衝撃の書です。

食糧問題の深刻さを実感できる本です。

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青木幹雄氏の実像に迫る

逆臣青木幹雄(松田賢弥著)
<講談社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


第1章 派閥の呪縛
(金庫番を苦しめ、追い込んだ男/頭角をあらわした「一介の秘書」 ほか)

第2章 密室クーデター
(野中が「あいつ」と呼び捨てた男/「青木は『権力の権化』だ」 ほか)

第3章 竹下家との確執
(竹下登の原風景/竹下の二人の妻 ほか)

第4章 青木の罪状
(「新しい平成研」に込められた意味/道路公団への電話 ほか)

終章 怒れる「参議院の法皇」
(「青木は死なない」/参議院を制する者が天下を制する ほか)

「竹下死後の事務所乗っ取り」、
「小渕入院中の『五人組』密室クーデター」、
「総裁選で平成研を小泉に売り渡す」。

最初は忠誠心があるような顔をして時の権力者の懐に入り、
ゆっくりと主の力が弱まるような包囲網を敷き、
一気にその「生命維持装置」をはずして、
自身が主君の座を奪い取っていく。

青木幹雄氏は相手が死ぬのを待っていたかのようにしてステップアップしてきたのです。


表立っては目立たず陰で実権を握る青木幹雄氏の実像に迫る本です。

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中国大乱を乗り切る

日本の針路(長谷川慶太郎著)
<KKベストセラーズ>定価1,600円+税

目次は次の通りです。



第1章 「携帯3億台」で中国は確実に崩壊する
第2章 世界経済は中国を見限り始めている
第3章 オリンピック後に絶対訪れる国家崩壊の危機

第4章 ソ連・東欧に見る社会主義崩壊の条件
第5章 周辺国は中国の動きに怯えている

第6章 中国有事に進出企業がいま打つべき方策
第7章 ポスト中国、どの国に投資すべきか

賃金は急上昇、物価も高騰し、中国進出のうま味が消失。
大雪、洪水、地震などの災害を拡大する手抜きインフラ。
スラム、農村、少数民族、新宗教が巻き起こす社会不安。

もはや中央政府が統制できなくなった13億人民パワー。
秒読みとなった共産党独裁体制の潰滅と続く国家大崩壊。
この局面に日本企業はどう備えるか?

日本人の命を守る方法はあるのか?
そしてポスト中国、次の一手を探る書です。


著者のするどい分析は今後の世界情勢を攫む上で非常に参考になると思います。


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超富豪たちはどう稼ぎ、どう使って売るのか

ビリオネア生活白書(ピーター・W・バーンスタイン&アナリン・スワン著)
<早川書房>定価2,400円+税

目次は次の通りです。


第1部 必要なもの
(教育、知能、意欲/リスク/幸運そしてタイミング ほか)

第2部 どのように作るか
(ブルーカラーの億万長者/西海岸マネー/エンタテインメントとメディア ほか)

第3部 どのように使うか
(派手な消費/相続人/家族の不和 ほか)

アメリカ国内の資産家ランキング上位400人の
出身背景、性格、思考法、巨万の富を手に入れた手段、
そして日々の消費行動や厄介な家庭問題まで徹底調査・分析した本です。


かなり細かい字でびっちりと書いてあるので、読むのは大変です!(苦笑)

個人的にはビリオネアのお金の使い方に興味がわきました。


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経済事件の50%は冤罪である!

司法に経済犯罪はさばけるか(細野祐二著)
<講談社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


第1章 冤罪と経済事件
第2章 村上ファンドの誤算
第3章 司法と会計

第4章 粉飾決算原論
第5章 日本的経済倫理
第6章 起訴有罪率九九・九%

第7章 戦時刑事特別法
第8章 日本司法教
第9章 袴田事件

経済事件の50%は冤罪である!

「2つの構造的欠陥」と「未確立の経済倫理」を振りかざす法の執行者たちが、
日本の裁判機能を壊死させています。

粉飾決算疑惑による190日間の勾留を体験した敏腕会計士が、
「経済事件こそ最も冤罪が起きやすい」理由を解き明かします。


最近司法の問題点を問う著書が多く出版されていますが、
経済犯罪に焦点を当てて問題提起をしています。


いろいろな経済犯罪の問題点を考えさせられる本です。

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トンデモ中国

真実は路地裏にあり(宮崎正弘著)
<阪急コミュニケーションズ>定価1,600円+税

目次は次の通りです。


プロローグ 危険がいっぱいの中国旅行
第1章 表玄関北京から中原へ
第2章 東北三省(旧満洲)を往く

第3章 上海メガロポリス
第4章 華南探訪
第5章 シルクロードへ

第6章 西南逍遙
第7章 チベットの現実

第8章 マカオ、香港、そして深〓(せん)
エピローグ 五輪後、中国が目指すのは国民国家?

中国取材25年、全33省最新ルポです。

危険な路地裏から見た本当の中国。
中国人も知らない素顔の中国です。


報道とは違う本当の中国を感じられる本です。


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小型カメラでとらえた民衆の素顔

ソ連・中国の旅(桑原武夫著)
<岩波写真文庫>定価700円+税

日本学術会議の視察団に加わり、五十日間、
ソ連と中国を旅した仏文学者桑原武夫氏が、
小型カメラでとらえた民衆の素顔です。

スカーフを巻き、子供を抱く母親や、
モスクワ大学の図書室で勉強する学生や、
街角で初夏の清涼飲料水を飲む人々の姿が写し撮られています。


本当の庶民の生活を感じさせる本です。

私のサイトです。
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