社会・政治: 2015年2月アーカイブ

秋葉原通り魔事件

“今、渋谷。これから人を殺します”
男はインターネットの掲示板に書き込み、
スクランブル交差点に軽トラックで突っ込んだ。
11人を無差別に殺し、
センター街の喫茶店に篭城した男と交渉人との息詰まる攻防が始まる。
凄惨な事件を引き起こしたのは「心の闇」なのか?
警察に勝ち目はあるのか?
世間を震撼させた事件の衝撃のラストとは?
なんとも言えない、切なさを感じる書です。

<印象に残った一文>
 「本人にしかわからない「文脈」で、社会は多様に保たれている。」

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「廃人」製造社会の真実

目次は次のとおりです。

第1章 社会は私たちを「廃人」にしたがっている
ーiPhoneいじりと甘すぎるスイーツに見る病みつきビジネス

第2章 依存症は本当に“病気”なのか?
-環境次第でだれもが「依存者」になりうる社会

第3章 なぜ自分を破滅に導く習慣をやめられないのか?
-病みつきビジネスが利用している脳の仕組み

第4章 お買い物とヘロインとお酒の共通点とは?
-自由市場と依存の関係は18世紀ロンドンで始まった

第5章 スイーツはもはやコカインだ!
-スタバの「フラペチーノ」に仕込まれた巧妙な戦略

第6章 どこに行っても安く、大量に酒が手に入る世界で
ー社会をアルコール漬けにするメーカーと販売網

第7章 処方箋薬がこれほどいい加減とは!
-合法的なおクスリでもじゅうぶントベる

第8章 ゲームという新時代のギャンブル
ー合言葉は「ユーザーを永遠のキャッシュマシンに!」

第9章 「無料ポルノ革命」の衝撃
ー最新テクノロジーを最大限に活かす無秩序な業界とその餌食たち

第10章 われらを誘惑から救いたまえ
ー依存の「解毒」ですら商売になる時代で

もはや病気ではない。
最強最悪のビジネスモデルである。
iPhone、
フラペチーノ、
危険ドラッグ、
お酒、
フェイスブック、
アングリーバード、
オンラインポルノ…
私たちは、なぜこうも簡単に「病みつき」になるのか?
元アルコール依存症のライターが、
人間の意志の弱さにつけ込むテクノロジーと
ビジネスの共犯関係に迫る書です。

面白い切り口の書です。


<印象に残った一文>
「依存症の最たる特徴は、徐々に「人」を「物」に置き換えていくことだろう。」

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「新たなる冷戦」勃発!!

目次は次のとおりです。

「仕方がない」にいかに抗うか
“怪物”を語るための思考の道具
マスメディアという最大の“怪物”

歴史の産物としての安倍政権
金権政治という“怪物”
国際政治と“偽の怪物”

TPPという“隠れた怪物”
安倍政権は“怪物”から逃れられるか
ウクライナ危機と「新たなる冷戦」

“怪物”が巣喰う日中韓外交
日本国憲法とマッカサーの虚栄心
安倍政権の行く手を阻む“怪物”たち

本当の“敵”をあばく。
保守化する日本と、
塗り替えられた世界“権力”地図。
混迷極める欧州からの警告を直視せよ。
面白い切り口の書です。

<印象に残った一文>
「「権力」には強力な心理的特性が備わっている。」

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公共放送の「罪と罰」、そして「再生」への道

目次は次のとおりです。

序章 NHKスペシャル「現代史の謎・『河野談話』作成の真実」

第1章 なぜ「NHK」は「朝日新聞」のように追及されなければならないのか
(NHKは本当に「反日報道」をしているのか?/「伝えるべきこと」を伝えないNHK ほか)

第2章 親日台湾人をも激怒させた「JAPANデビュー問題」
(原告一万人超、史上最大の集団訴訟にまでに発展!/「人間動物園」というプロパガンダの悪質 ほか)

第3章 「中国共産党」と「NHK」の“朝日”のような怪しい関係
(中国共産党はNHK本部にノーチェックで出入り可能!/シナの国益に立つNHK ほか)

第4章 いまさら聞けない、公共放送NHKの役割と歴史
(「公共放送」とは何か/「受信装置台数分の収益」を約束されているNHK ほか)

第5章 NHK再生への見取り図
(籾井NHK会長がバッシングされる理由/NHK全国退職者有志による籾井会長罷免・辞任要望書 ほか)

NHKはなぜ「反日報道」を繰り返すのか?
NHKと朝日新聞はGHQが生んだ、
双子の「売国メディア」。
誰も書かなかった巨大マスコミの“闇”を暴く書です。
「JAPANデビュー問題」から「癒着の構造」まで徹底追及します。
一般報道では知ることのできない内容です。

<印象に残った一文>
「“反日” 、GHQが予めNHKに付託した役目であった。」

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「政策の党」はなぜ崩壊したのか?

目次は次のとおりです。

政策担当秘書とは?
渡辺代表との出会いー平成24年9月11日
衆議院議員選挙ー平成24年12月16日

着任ー平成25年1月8日
所信表明演説への代表質問ー平成25年1月31日
施政方針演説への代表質問ー平成25年3月5日

予算委員会ー平成25年4月2日
党首討論ー平成25年4月17日
日本維新の会との協力関係の解消ー平成25年5月21日

東京都議会議員選挙ー平成25年6月23日
参議院議員選挙ー平成25年7月21日
8月の政変その1 江田幹事長解任ー平成25年8月7日

8月の政変その2 柿沢議員の追放ー平成25年8月23日
政党ブロック構想ー平成25年8月~9月
特定秘密保護法案を巡る攻防ー平成25年10月~12月

分裂ー平成25年12月9日
解職ー平成25年12月9日

政策秘書が間近で見た渡辺喜美の迷走と、
みんなの党分裂の一部始終。
「政策の党」はなぜ崩壊したのか?
みんなの党の実情に迫る書です。

<印象に残った一文>
「無謬性の神話」

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女性活躍推進の方法

目次は次のとおりです。

第1章 女性育成の常識は間違いだらけ
第2章 女性活躍推進が経営戦略の最重要テーマに
第3章 数値目標は是か非か

第4章 この機会に労働時間を見直す
第5章 新人女性を確実にリーダーに育てるシナリオ
第6章 女性活躍推進は女性のためにあらず


女性活躍推進にどう取り組めばよいのかを解説してくれます。
全社的に必要な取り組みから、
日々の仕事で工夫する点、
上司の心得まで具体的に述べてくれます。

女性の管理職・リーダーを増やすことが多くの企業で課題となっています。
数値目標の設定から達成するまでの実行計画や、
出産・育児などのライフイベントに対応できる人事制度改革のポイントがわかります。
これまで女性の就業支援のために拡充されてきた両立支援策をはじめとする各種制度が、
キャリア形成にとって、マイナスになる面があることも指摘してくれます。

<印象に残った一文>
「給与が上がらないと、どんな仕事をしていてもだんだんモチベーションは低下します。」

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具体例や図表をもとに解説

目次は次のとおりです。

第1章 マイナンバーとは
第2章 マイナンバー制度の概要
第3章 マイナンバー制度の企業へのインパクト

第4章 人事分野事務における影響の程度とその対応
第5章 マイナンバーに関する情報管理

第6章 マイナンバー対応で特に注意すべきことがら
第7章 企業としてどのように準備すべきか

マイナンバー制度がいよいよ2016年からはじまります。
実はこのマイナンバー制度は、個人だけではなく特に民間企業にとって多大な影響を及ぼす制度です。
しかも、対応を間違えると大きな課題を企業に与える可能性があります。
マイナンバー制度によりどのような影響が企業実務にあるのかを中心に、
どもようなことを行うべきか、
また留意すべきことについて、
具体例や図表をもとに解説してくれています。
来年に備えて抑えておきたい一冊です。

<印象に残った一文>
「全部署、全従業員が「当事者」になる」

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1%による1%のための勝利戦略

世界金融危機で痛手を被ったかに見えた1%の富裕層は、
再び立ち上がり、更なる富を手にした。
彼らはどのような手段を取ったのか?
事実にもとづく架空の「報告書」という形をとって、
グローバル化された収奪のシステムを暴く書です。
眼から鱗の内容です。

<印象に残った一文>
「今日世界で85人の手に世界人口の半数すなわち約35億人分と同じ富が握られている。」

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マーケット出身の経済学者が提言

目次は次のとおりです。

はじめに 世界経済の構造変化が始まった
第1章 中国・韓国のいびつな経済構造
第2章 日本は中国・韓国の憧れ

第3章 中国の抱える課題
第4章 韓国の抱える問題

第5章 切っても切れない日中韓経済
第6章 東アジアをリードできるのは日本だけ

マーケット出身の経済学者が提言する書です。
東アジアをリードできるのは日本だけ!
中・韓のいびつな経済から日本の技術力を守り、
賢く付き合うには?
中韓国との付き合うポイントを学べます。

<印象に残った一文>
「朝鮮半島は政治的にも、経済的にも安全保障の面から見てもとても重要な地域である。世界有数の大国である米国と中国、さらにロシアのパワーがぶつかり合うポイントだからだ。」

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あなたの時間価値はどこまで高められるか?

目次は次のとおりです。

第1部 時間資本主義の到来
(人類に最後に残された制約条件「時間」/時間価値の経済学/価値連鎖の最適化から1人ひとりの時間価値の最適化へ)

第2部 時間にまつわるビジネスの諸相
(時間そのものを切り売りする/選択の時間/移動の時間/交換の時間)

第3部 あなたの時間価値は、どのように決まるのか
(人に会う時間を作れる人、作れない人/公私混同の時代/時間価値と生産性の関係)

第4部 時間価値を高めるためにー場所・時間・未来
(時空を超えて/巨大都市隆盛の時代/思い出の総和が深遠な社会へ)

時間は、買うものから売るものへ。
誰もが、わずかな時間を切り売りして稼ぐ時代がやってきた。
気鋭の経営コンサルタントが、
消費行動、企業のあり方、個人の働き方まで「時間」と「いま」の関係を読み解く書です。
「すきま時間」×「スマホ」=時空ビジネス。
面白い切り口の書です。

<印象に残った一文>
「クリエイティビティが高く生産性が高い人は、公私混同をどんどん進めていくことで、自らの生産性や時間消費の満足度を引き上げていくこととなる。」

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なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか

目次は次のとおりです。

第1章 M教師
第2章 特別権力関係
第3章 部活動

第4章 二次被害
第5章 届かない悲鳴

 一部の不心得者の問題ではない。
学校だから起きる性犯罪の実態。
10年以上にわたって取材を続けてきたジャーナリストによる執念のドキュメントです。

驚愕の内容です!

<印象に残った一文>
「学校でそんなことが許されていいはずがない。」


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残業代ゼロとセットで考える本物の「エグゼンプションン」

目次は次のとおりです。
第1章 経営側が隠しているエグゼンプション導入の本音
第2章 なぜエグゼンプションは必要になったのか?
第3章 なぜ欧米人は、しっかりと「働かない」のか

第4章 労働者都合でのエグゼンプション設計
第5章 どこまで日本型を変えるべきか

第6章 法律でできることと、企業が考えること
第7章 みんなで歌う、日本型雇用へのレクイエム

テレビ報道でにわかに脚光を浴びつつある「ホワイトカラーエグゼンプション」ですが、
残業代の不支給と、その対象となる年収のみが議論の的になっているようです。
今回のエグゼンプション論議は、
経営都合で「定期昇給・残業代」という日本型の変更のみが、念頭に置かれています。
もう一つの日本型の問題、働く人のキャリアや家庭生活の面において
マイナス寄与している部分への視点が欠如しています。
雇用のカリスマが制度の本質を分かりやすく解説し、
日本人としての新しい働き方を問う一冊です。
面白い切り口の書です。

<印象に残った一文>
「日本型の総合職をとるか、欧米型のポスト雇用をとるかというのは、全く法律に規定などなく、それは単に企業の“癖“でしかない」

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2014年4月~9月放送の「ここがポイント!!池上彰解説塾」の内容をもとに書籍化

目次は次のとおりです。

1 ここがポイント!!世界の大問題
(ウクライナ問題は新「東西冷戦」の始まりなのか?/「アラブの春」から3年、イラクで過激派が大暴走/南シナ海で衝突!ベトナムが中国に強気なワケは?)

2 ここがポイント!!日本の大問題
(オバマ大統領来日 日米共同声明からわかること/中国の戦闘機が自衛隊機に異常接近/脱原発か再稼働か?エネルギー基本計画を考える)

3 ここがポイント!!経済の大問題
(中国の影の銀行が世界経済を脅かす?/消費税は結局、どこまで上がるの?/日豪EPAでTPPはどうなる?

今、話題の「イスラム国」ってなに?
中国が主張する「防空識別圏」とは?
ニュース解説の達人・池上彰氏が、
世界の「今」の核心に迫る書です。
ニュースが身近になる書です。

<印象に残った一文>
「遠いウクライナの国内問題が、遠く極東まで飛び火する。これが最近の国際問題の特徴です。」

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世界を動かす6つの要因

「グローバル経済の台頭」
「世界中に広がるデジタル通信、インターネット、コンピューター革命」
「政治・経済・軍事力のバランスの劇的な変化」…。
アル・ゴアが、膨大なデータを駆使し、
世界を動かす6つの要因を読み解く書です。

今後も潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「今日という日の中にはすでに明日の足音が聞こえる」

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