社会・政治: 2016年1月アーカイブ

親は子どもに携帯電話を持たせたいのだろうか?

目次は次のとおりです。

1章 子どものネット環境はこんなに危険がいっぱい
(子どもが有害情報にアクセスしたり大人の犯罪に巻き込まれるケースが後を絶たない/インターネットにおける子どもの犯罪はアメリカより日本の方が断然多い ほか)

2章 子どもの安全を守るためのルール作り
(学校や学習塾を中心に起きているネットいじめ さらに起きている困った状況/好奇心旺盛な女子中高生に下心をもってつけ込んでくる男たち ほか)

3章 大人が知っておくべき子どもの実態
(情報化社会に向けて正しき道を示すために/親としてできることは現実の出来事を例に出して子どもに「何が正しいか」を教えること ほか)

4章 対談 インターネットという媒体を通じて親子のコミュニケーションは図れる
(増えている子どもとスマートフォンの問題/親の「わからないから自分で検索して」という言葉が一番悪い ほか)

5章 健全な発達を支えるために司法ができること
(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律/ネットを取り巻く環境が大きく変わったことでできた法律の穴 ほか)

大人と同様に、子どもたちが携帯電話を持つようになって久しい。
便利になった半面、有害サイトへのアクセスが容易になり、
犯罪に巻き込まれたり、ネットいじめが起きて命を落としたりするという悪質で悲惨な事件も急増している。
それでも親は子どもに携帯電話を持たせたいのだろうか?
子どもに携帯電話を持たせていいのだろうか?
身近な問題提起本です。

<印象に残った一文>
「民間による規制では不十分なので国による規制を行わなければならないということに成らざるをえ無くなるであろう。」

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縮む日本

「明治日本の産業革命遺産」
「介護問題」
「空港・LCC」
「再生可能エネルギー」
といった全68テーマを地図とグラフでビジュアル解説するほか、
都道府県別地図、全知事プロフィールなどを収録してあります。
視覚的に日本の状況を理解できる書です

<印象に残った一文>
「日本の子どもの6人に1人が貧困状態」

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若者貧困大国・日本のリアル 

女子大生風俗嬢 [ 中村淳彦 ]

女子大生風俗嬢 [ 中村淳彦 ]
価格:820円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 女子大生風俗嬢の履歴書
第2章 「平成型苦学生」の出現ー男子もカラダを売る
第3章 貧困の沖縄を行く

第4章 なぜ彼女たちは騙されるのか
第5章 風俗はセーフティネットか

第6章 トップスペックの学生はAVへ
第7章 世代格差とブラックバイト

「風俗をやって本当によかった」彼女たちが異口同音に語る理由。
大学がレジャーランドだったのは遠い昔。
親は貧困に転落し、ブラックバイトも増加。人生に重い足かせをはめる奨学金の存在…。
資格をとりたい、留学したいといった「向上心ある学生」ほど、
身体を売らざるをえない現状をリポート。
ここまできたニッポンの現実。
一般報道では知ることのできない内容です。

<印象に残った一文>
「学費が払えないで退学する学生は、退学者全体の約2割を占める。」

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現代ニッポンが抱える問題に鋭く斬り込む


目次は次のとおりです。

第1章 テレビはオワコンなのか
第2章 テレビはなぜ自主規制だらけなのか
第3章 ネットはテレビの敵なのか

第4章 メディアは政治に操られているのか
第5章 ネトウヨは無視すべきなのか
第6章 アベノミクスは成功したのか

第7章 ブラック企業はなくならないのか
第8章 靖国問題は解決しないのか
第9章 憲法9条は改正してはいけないのか

情報があふれかえるこの時代に、
多様性と言論の自由をテーマにさまざまな注目ニュースを読み解く異色の番組『淳と隆の週刊リテラシー』(TOKYO MX)。
同番組でもタッグを組むロンブー淳氏とジャーナリストの上杉隆氏が、
現代ニッポンが抱える問題に鋭く斬り込む書です。
扱うテーマは憲法改正、集団的自衛権、アベノミクス、ネトウヨ、ブラック企業、既存メディアとネットメディアetc.
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「「赤信号皆で渡れば怖くない」の悪習は、未だ日本のメディアでは通用しているのです。」

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最強官庁の知られざる出世事情

財務官僚の仕事力 [ 榊原英資 ]

財務官僚の仕事力 [ 榊原英資 ]
価格:864円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 最良にして最も聡明な人びとーザ・ベスト&ザ・ブライテスト
第2章 省庁の中の省庁
第3章 エリートの中のエリート 主計局

第4章 知性派の主税局
第5章 “中継点”としての理財局
第6章 オールラウンドプレイヤーの国際局

第7章 財務省出身の政治家たち
第8章 キャリアシステムでエリート養成

第9章 「ワル」じゃなければ偉くなれない
終章 国際派キャリア官僚

財務省は、歳入と歳出(税金と中央官庁の予算)の両方を牛耳り、群を抜く権力を保持している。
そんな財務省の官僚たちの実態は、
世間一般には“ブラックボックス”と化しており、
あまり知られていないのが実情です。
財務省(大蔵省)時代、「ミスター円」として名を馳せ、
財務官僚の生態と現場を知り尽くす著者が、
組織力から出世事情、永田町との関係まで、
豊富なエピソードを交えつつ、その実態を解き明かす書です。
財務省の実情がよくわかります。

<印象に残った一文>
「いずれは日本も欧州諸国並みに消費税率を20%から25%くらいまで引き上げざるをえないということです。」

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中国と習近平政権に起こる大動乱

目次は次のとおりです。

プロローグ 経済崩壊から破滅へ向かう中国
第1章 激化する中国社会の大動乱
第2章 アジアで加速する中国排除の実態

第3章 インドから中東まで高まる中国への憎悪
第4章 経済危機で泥沼化する中国の凄まじき権力闘争
第5章 迫り来る米中戦争の行方

第6章 習近平に襲いかかる暗殺、クーデター、政権瓦解
第7章 中国のソ連型崩壊と分裂の可能性
エピローグ そして中国に大破局が訪れる

世界はすでに「中国Xデー」を見据え、
中国を確実に切り捨て始めています。
各国への現地取材と最新の世界情勢から、
これから中国と習近平政権に起こる大動乱と、
日本や世界への影響を分析する書です。
今後の潮流を読む上で、参考になる書です。

<印象に残った一文>
「余命幾ばくも無くなったのが、中国共産党である。」

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激化する日中外交戦争

安倍官邸vs.習近平 [ 読売新聞政治部 ]

安倍官邸vs.習近平 [ 読売新聞政治部 ]
価格:1,620円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。


第1章 衆院選にらみ、笑顔なき首脳会議
第2章 中国を取り囲む日米豪ASEANの連環
第3章 日米TPPと中国AIIBの仁義なき経済戦

第4章 70年談話で謝罪外交に終止符
第5章 「新冷戦」下の中露接近に楔

第6章 中国傾斜を続ける韓国との不協和音
第7章 中国の影なき日朝交渉の迷走

「中国包囲網を構築せよ」。
知られざる外交戦、その全貌に迫る書です。
南シナ海の領有権を一方的に主張し岩礁を埋め立て軍事拠点を次々と建設する一方で、
AIIBを創設し経済でも日米への対抗心をむき出しにする中国。
TPP、安保法制、70年談話。
そのすべては、安倍政権がこの横暴な超大国に対抗するための国家戦略だったのです。
経済、外交・安全保障にわたって繰り広げられる攻防戦を追う書です。
一般報道では知ることのできない内容です。

<印象に残った一文>
「超大国米国の指導力が低下した今、外交のみならず、日本の内政、政局を動かす軸は米国ではなく、中国となりつつある。」

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霞が関から、日本が変わる?

女性官僚という生き方 [ 村木厚子 ]

女性官僚という生き方 [ 村木厚子 ]
価格:1,944円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 公務員の仕事は「翻訳」
(前厚生労働事務次官 村木厚子)

第2章 ワークライフバランスを求めて
(内閣人事局 定塚由美子/経済産業省 西格淳子)

第3章 外交の最先端にいる女性たち(外務省 三好真理、千吉良瑞生、岡本佳子)

第4章 出向が拓いた職業人生
(衆議院調査局 伊藤和子/財務省 石井菜穂子)

第5章 若手女性官僚たちはなぜ声を上げたのか
(厚生労働省 河村のり子/環境省 内藤冬美/財務省 中西佳子)

第6章 「理系女子」の生きる道 技官の仕事
(復興庁 佃千加/農林水産省 福本弥生)

第7章 教育と法 社会のインフラに関わる仕事
(文部科学省 大類由紀子/法務省 川野麻衣子)

第8章 「社会の防衛」にこそ女性が必要
(防衛省 野田優子/警察庁 羽石千代)

第9章 働き方の改革は女性だけでなくすべての男女の問題
(厚生労働省 河村のり子/環境省 内藤冬美/財務省 中西佳子)

日本的長時間労働の典型だった霞が関が、いま大きく変わろうとしています。
国家公務員の働き方を見直す動きの原動力は、
登用政策で増えてきた女性官僚たちです。
次官から三〇代の専門職まで、様々な省庁で働く様々な年代の女性たちが、
仕事の面白さ、出世の意味、家庭や子育てとの両立の課題について語る書です。
女性の働き方について、参考になる本です。

<印象に残った一文>
「当時は一次試験の筆記に合格すると、各々官庁訪問を始める。それが正式の面接試験の前の、実質的な面接試験だった。そこで、内定をもらった後に、本物の面接試験を受ける。」

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日米韓3ケ国における民主主義の実証分析

目次は次のとおりです。

第1章 問題意識
第2章 選挙公約ー市民は何を提示されたのか?
第3章 民主主義の民意負託機能ー市民は何を選択したのか?

第4章 民主主義の代議的機能ー政治家は議会でどのような行動をしたのか?
第5章 民主主義の事後評価機能ー市民は業績評価をしたのか?
第6章 民主主義の機能に関する比較

どのような民主主義が望ましいのか?
民主主義の「擬制」が機能しているかどうかを実証的に明らかにしながら、
従来の外形的な民主主義指標にかわり、
その「機能」という点から新たな指標を構築する書です。
選挙公約、政治意識、議会を融合して分析し、
日米韓の政治過程の比較政治研究を行う珠玉の研究は、一般報道では知ることのできない内容です。。

<印象に残った一文>
「現在の地方議会批判は議会そのものの否定とも受け取れる要素を含むまでに至っている。そして、それを政治的に利用しようとする勢力も現れている。」

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闇に葬られた改革 

目次は次のとおりです。

序章 「がん難民製造工場」からの脱却と挫折
第1章 国立がんセンターに命をゆだねられるか?
第2章 嘉山理事長の改革

第3章 全国のがん医療の司令塔として
第4章 医療をめぐる利害衝突と無責任体制
第5章 改革に立ちはだかる厚労省/終章 医療の逆説

医師、患者、製薬会社、行政、政治が混在して生じている日本の医療の「無責任状態」。
国立がんセンターの「改革」も成果を出しながら道半ばで頓挫した。
綿密な取材から日本の医療が抱える難問を明らかにする書です。
日本医療の問題点がよく分かる書です。

<印象に残った一文>
「「厚労省が無くなってしまう」そう言って、反対されたんだ。」

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米外交機密文書が明かす真実

目次は次のとおりです。

はじめにーアメリカは頼れる同盟国か?
第1章 アメリカは日本を守ってくれるか
第2章 米機密文書は語る

第3章 アメリカ依存を誘導する戦略
第4章 裏切りの沖縄返還
第5章 「繊維」の欺きと報復の「ニクソン・ショック」

第6章 米中の狭間で翻弄される日本
第7章 尖閣諸島問題におけるアメリカの本音
結論に代えてー同盟の疲労

「アメリカが日本を守ってくれる」それは日本人の思い込みにすぎないのです。
膨大な米外交機密文書の数々は日米安保よりも自国の利益を優先する大国のエゴを浮き彫りにしています。
安保法制を根底から揺るがす一冊です。
一般報道では知ることのできない内容です。

<印象に残った一文>
「在日米軍は「日本を防衛するために日本に駐留しているわけではなく、韓国、台湾、及び東南アジアの戦略的防衛のために駐留している。」」

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文化批評というまなざし

目次は次のとおりです。

第1章 現代における魂の幸福
第2章 国境の外、地球のうち
第3章 文化の来し方、人類の行く末

第4章 文学から世界をみる
第5章 交差するまなざし
第6章 落穂拾い

不安の時代に魂のやすらぎはあるのか。
文学、美術、モードから社会現象、
国際情勢にわたるまで、
さまざまな人間的営みを比較文化論の名手が柔らかな思考で読み解く書です。
色々な気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「1日24時間つながっている若者にとって、仮想空間の空気を読むのも友人関係を維持するのに不可欠なことである。」

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「世界最強のエリート養成機関」の実態

目次は次のとおりです。

第1章 大学の地位が低い国フランス
(ヨーロッパの大学のルーツ/ファキュルテ(学部):パリ大学 ほか)

第2章 エリート養成校グランゼコール
(戦前のグランゼコール/現代のグランゼコール)

第3章 リセーエリート校進学のための準備機関
(リセ(後期中等教育)/リセの改革と発展 ほか)

第4章 是か非か?フランス式エリート教育
(エリート教育制度が成功してきた理由/エリート教育制度への批判点 ほか)

終章 日本にフランス式エリート教育は可能か
(日本は学歴社会なのか/日本の学歴主義の歴史と現実 ほか)

なぜフランスは哲学を重視するのか?
原発大国をつくった理工系の実力は?
-ナポレオンが設置したポリテクニクや、
東大法学部を凌ぐ官僚輩出校ENAなど「世界最強のエリート養成機関」の実態に迫る書です。
『21世紀の資本』のピケティや、カリスマ経営者ゴーンを生み出す秘密とは?
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「当面は格別に優れた人を目立たずに個人的に育てるしかない」

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善良な人々に潜む非意識のバイアス

目次は次のとおりです。

第1章 マインド・バグ
第2章 真実の裏の顔ー日常生活にはびこる様々な嘘
第3章 ブラインド・スポットの中へ
第4章 矛盾する2つの心
第5章 タイプ分けしたがる人間ーホモ・カテゴリカス
第6章 ステレオタイプの危険性
第7章 われわれと彼ら
第8章 バイアスをつくり出すマシーンといかに闘うか?
付録1 アメリカ人は人種差別主義者か?
付録2 人種と不利な立場と差別

人は自分で思っているほど、自分の心をわかっていない。
潜在的態度を扱う社会心理学の領域における知見を活用して、
本人も自覚できない潜在的な態度を測定する方法を中心に、
差別意識や様々な認知の「盲点」について解説してくれます。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「私たちの行動は、私たち自身が持つ良い意図を反映しないことが多い。」

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戦争がもたらしてきた悲惨

目次は次のとおりです。

第7章 聖地における六十年戦争
ーイスラエルとアラブ諸国
(一九四八年のパレスチナ戦争/一九五六年のシナイ半島の戦争とスエズ危機 ほか)

第8章 戦争愛好家
ーイランとクウェートに対するサダム・フセインの戦争
(イラン・イラク戦争ー殉教者の代償/クウェートに対するサダムの侵略)

第9章 新世紀の新しい戦争
ー米国とイスラーム世界
(ジョージ・W・ブッシュー実務派から十字軍の騎士へ/戦争のドラムー二〇〇三年のイラク戦争 ほか)

第10章 なぜ国々は戦争をするのか
(戦争を決定するもの/闇の奥ールワンダとダルフール ほか)

第二次世界大戦下、
「日本のシンドラー」杉本千畝のヴィザでナチスのホロコーストから逃れるという稀有な経歴をもつ国際的な政治学者が、
戦争がもたらしてきた悲惨を新たな視点から多角的に考察した必読の代表作の邦訳書です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「歴史的な悲劇は、それが正しい衝突であったとしても問題のある紛争からは生まれない。それはむしろ問題のない正しい衝突から生まれやすい。」

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戦争論の決定版

目次は次のとおりです。

第1章 鉄の骰子ー第一次世界大戦
第2章 バルバロッサーヒトラーのソ連侵攻
第3章 勝利の誘惑ー朝鮮戦争

第4章 五幕から成るギリシア悲劇ーベトナム
第5章 サラエヴォからコソヴォへーヨーロッパ最後の独裁者の戦争
第6章 神の名をかけた四つの戦いーインドとパキスタン


二度にわたる世界大戦から
9.11を経て今世紀のイラク、アフガニスタンにおける戦争まで、
指導者たちが戦争へと踏み出す「真実の瞬間」を、
政治学のみならず、心理学、哲学、文学などの方法論までを縦横に駆使して探った戦争論の決定版です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「戦争に至る決断は人間が下したのである。」

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