社会・政治: 2021年9月アーカイブ

パンデミックで見えたリーダーの素顔


目次は次の通りです。

第1章 イギリス ボリス・ジョンソン首相ーコロナ感染ではがれた「政界の道化師」の仮面

第2章 フランス エマニュエル・マクロン大統領ー戦争司令官が初めて見せた寄り添う姿

第3章 ドイツ アンゲラ・メルケル首相ーコロナ禍で光る賢母の貫禄

第4章 ベルギー ソフィー・ウィルメス副首相ー丁寧な説明を尽くした等身大の臨時首相
第5章 スウェーデン ステファン・ロベーン首相ー専門家ファーストで黒衣に徹した政府トップ

第6章 アメリカ ドナルド・J.トランプ大統領ーアンチサイエンスが招いたパンデミック

第7章 ニュージーランド ジャシンダ・アーダーン首相ー収束への原動力はSNSによる国民との対話

民衆を率いた言葉、分断した言葉。
パンデミックで見えたリーダーの素顔。
海外在住ジャーナリストによる各国首脳1年の記録は、いろいろな気付きを与えてくれます。


<印象に残った一文>
「市民との連携を強めていったリーダーには「共感力」、つまり、立場の異なる市民の不安やつらさを察し、思いやることができる能力があっただろう。さらにもう一つは「伝える力」すなわち、言葉やあらゆる術を尽くして伝え、説得し、行動させる力もあったのではないだろうか」

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豊富な事例とともにやさしく解説

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教養としての「労働法」入門 [ 向井蘭 ]
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目次は次の通りです。

序章 労働法とは
第1章 労働法の歴史と現在
第2章 解雇と裏表となる規制

第3章 多様な雇用の在り方とそれらを取り巻く法制度
第4章 労働時間と有給休暇
第5章 労働環境を整える

第6章 懲戒ルールが生まれるまで
第7章 労働組合を知る

長時間労働を「悪」と考えていない国もある?
労働法制定の黒幕はGHQ?
同一労働同一賃金を定着させるために何が必要?
労働法が自営業者を保護しない理由は?
日本の解雇規制はなぜ、厳しいのか?
「労働法が制定された背景」
「諸外国とのルールの違い」
「労働法の基本的な判決」などを取り上げ、豊富な事例とともにやさしく解説。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「これからの外国人労働者が増える日本を考える上では差別問題がクローズアップされることが容易に想像できます。」

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「一強」の落とし穴


目次は次の通りです。

序章 平成の改革の到達点 「強い官邸」の崩壊が始まっている
第1章 政と官ー強すぎる官邸
第2章 友と敵ー分断する政治手法

第3章 功と罪ー安倍外交の深層
第4章 変容した自民党
第5章 安倍政権とは何だったのかーインタビュー集

7年8カ月に及ぶ安倍政権は幕を下ろした。
しかし、次の政権も人事権を手に霞が関を「恐怖」で支配する。
能力本位とはいえない恣意的な官僚登用に疑問と不安がささやかれ、ワクチン接種をはじめとするコロナ対策の迷走は続く。
官邸は官僚たちの仕事ぶりに不満を抱き、官僚たちは官邸を恐れ萎縮する。
国家中枢の〈今そこにある危機〉を朝日新聞取材班が徹底リポート!
相互不信の内幕に、生々しい証言の数々で迫る大反響連載「未完の最長政権」の書籍化。
御厨貴・東大名誉教授、中北浩爾・一橋大教授、牧原出・東大教授、精神科医の斎藤環・筑波大教授のインタビューも収録。
安倍政権の実像に迫る書です。

<印象に残った一文>
「長期政権のもとで生まれた指示待ち体質が露呈し、官僚たちから新しい政策が出なくなった。」

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社会に出るあなたに伝えたい


目次は次の通りです。

第1章 読解力を伸ばすと生き方が変わる
第2章 情緒と論理ふたつを使いこなそう
第3章 読解力にとっていちばん必要なもの
第4章 読解力はいつでもどこでも伸ばせる
第5章 楽しく読解力を上げるには、やっぱり読書

「場違いな発言や行動をしてしまう人がいるけれど、いったいどうして?」「仕事がうまくいく人といかない人の違いは何?」「すぐ人と打ち解けられる人はどこが違うの?」などなど......その答えは「読解力」。
池上先生が、人生でいちばん身につけたい生きる力=「読解力」のつけ方を伝授。
間違っているのか正しいのかわからない情報が日々、押し寄せてきます。
だからこそ、自分で正しい答えを出す力が必要。社会に出たらこの力こそ最大の武器です。
世界79ヵ国・地域の15歳の若者を対象に行われるPISA(ピザ・学習到達度調査)。
「21世紀に必要となる資質・能力」として読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーがテストされます。読解力はそれほど重要な力なのです。
池上流ファクトフルネス!
「何がいちばん大事か」見抜く力がつくと、自分もみんなも幸せになります。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「教養を身につけ、読解力によって物事を正しく理解し、立ち向かうことの重要性が高まっています。」

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報道不信の根源


目次は次の通りです。

第1部 報道による権力監視に向けて
(報道不信を招く「オフレコ懇談会」/記者と政治家の距離感/論点を明示した質問の重要性 ほか)

第2部 国会報道に何が起きているか
(国会演説の悪意ある切り貼り編集/「バランス」をとった報道の危うさ/誤認を誘う加藤勝信官房長官の答弁手法 ほか)

第3部 変わろうとする新聞
(毎日新聞デジタル記事の挑戦)

第4部 「桜を見る会」を争点化させたしんぶん赤旗日曜版
(田村智子議員「桜」質疑はどう組み立てられたのか?/実態を知らなかったからこそ立ち上がった問題意識/赤旗日曜版のスクープを追いかけなかった大手紙)

「野党は"反発"、政権側は"反論"」「決定打を欠いた」「笑われる野党にも責任」......。
政策論争に沿った報道ではなく、対戦ゲームのような政局報道に終始するのはなぜなのか?
統治のための報道ではない、市民のための報道に向けて、政治報道への違和感を検証。
「市民の問題意識と個々の記者の問題意識、組織の上層部の問題意識がかみ合っていく中で、より適切に報道は、権力監視の役割を果たしていくことができるだろう」
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「政治報道は政局を報じる以外に、今、国会で何が問題になっているのかも、わかりやすく報じるべきなのだ。」


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死ぬまで働かないと生活できない時代


目次は次の通りです。

序章 消える「老後」
1章 高齢警備員ー過酷な現場でも「死ぬまで働く」理由
2章 会社の妖精さんー働かないおじさんたち
3章 ロスジェネたちの受難ー私たちは、のたれ死に?

4章 定年前転職の決断ー妖精さんとは呼ばせない
5章 死ぬまで働くー前を向いた高齢者たち
6章 老後レス社会を生きるー定年延長、再雇用、そして年金。近未来へのヒント

待ち受けるのは暗黒の未来か。
二〇四〇年問題ー一九年後、日本の人口は六五歳以上の高齢者が三五%を占めると推計されている。
社会保障費が増大する一方で、労働力不足は深刻化。
政府は「一億総活躍」と称し、高齢者の就労促進を謳うが、そこには公的支援を抑えようとする意図が透けて見える。
七〇歳を過ぎてもハローワークに並ぶ。もはや「悠々自適の老後」はなくなった。
死ぬまで働かなければ生きていけない「老後レス社会」が到来する。
朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルで好評を博したシリーズに、新たな取材による加筆を全面的に施し、「老後のなくなった日本の現実」と、避けられない未来をどう生きるかを考える。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「野生の動物は自分でエサがとれなくなれば死ぬので「生涯現役」です。人間も稼ぐ期間を延ばす分だけ「野生を取り戻している」と考えたらいかがでしょうか」

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選り抜きのトピック


目次は次の通りです。

1(言語ー言語を使う。言葉をしゃべる。これは、人間だけの能力です。/戦争ー戦争とは、"暴力を用いて、自分の意思を相手に押しつけること"、をいいます。/憲法ー憲法は、手紙です。人民から、国にあてた手紙。その国の政府職員に向けて、こうしなさいと約束させるものです。/貨幣ー貨幣は、大昔からあったわけではありません。/資本主義ー資本主義とは、資本が、特別なはたらき方をする経済のことですね。/私有財産ー私有財産は、私たちの社会の基礎です。ところが、この私有財産の制度は、そんなに昔からあったわけではありません。)

2(性ー性とは、体と体の関係、のことです。人間は生きていますが、それは、人間の体が、生きているのです。/家族ー家族があるのは、人類(ヒト)の特徴です。/結婚ー結婚は、世界中、どんな民族や文化にも認められる習慣です。/正義ー正義とは、なんでしょうか。正義とは、正しさが外からやってきた、という感覚です。/自由ー自由とは、人間が、思ったように行動したり、好きなように考えたりできること、をいいます。これは、人間の生まれついての性質です。)

3(死ー人間は生き物ですから、死にます。動物や植物も、生き物ですから、死にます。死ぬのは、生き物の宿命ですね。/宗教ー宗教は、人類の文化になくてはならないもの。いや、人類の文化の中心です。/職業ー職業とは、仕事のことです。収入があって、かなりの時間をさいていて、それで生活を支えている、そういう活動をいいます。/奴隷制とカースト制ーインドに、カースト制という制度があります。インドにしかない、特別な社会の仕組みです。/幸福ー幸福とは、人間が人間として生きていることが、充実している状態ですね。生きる目的と言ってもいい。)

なぜ社会は、こうなっているの?誰もが「ふしぎ」に思うことがらをとことん説明。
言語、資本主義、性、家族、自由、死、...。
選り抜きのトピックを、「自分で納得した言葉だけを集めて磨き」ましたとのべる著者が、語ってくれます。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「社会科学は、社会から法則を取り出して、解明します。」

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画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織


22か国刊行の世界的ベストセラー『失敗の科学』の著者による待望の新作!
経営者からメディア、著名人までもが大絶賛!
才能や知識、スキルがあるからといって成功できるわけではない。
多様な考え方を受け入れる認知的多様性(コグニティブ・ダイバーシティ)を手に入れ、偏狭なものの見方や盲点にとらわれずに、思考を解放すること。
致命的な失敗を未然に発見し、生産性を高める組織改革の全てがここにある。
なぜグッチは成功しプラダは失敗したのか。
なぜルート128はシリコンバレーになれなかったのか。
オックスフォード大を主席で卒業した異才のジャーナリストが、C I A、グローバル企業、登山隊、ダイエットなど、あらゆる業界を横断し、多様性の必要性を解き明かす。
自分とは異なる人々と接し、馴染みのない考え方や行動に触れる価値とは? 
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「人類が地球上で現在の地位を保っているのは、個人個人の力というよりも、多様な集団であるからだ。」

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現代語訳で読みやすい!

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はじめて世に出る青年へ [ 渋沢栄一 ]
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目次は次の通りです。

私の立志観
意思の鍛錬方法
克己心の養成

私の見た功名心
私の成功観
私の成敗観

はじめて世に出る青年へ
役に立つ青年
現代学生気質

人格の修養
私の処世主義
楽天生活

逆境に処する方
公私の生涯
政治の根本義

富強国である我が国の態度
新富豪に対する希望
成功の真呼吸

私の商業道徳観
労働問題
地方繁栄策

私の見た福沢翁
私の見た塙検校

人物観察法
精力の集中法

大きな志の次に小さな志を立てよ。
弱い心は「七情」を正しく働かせて克服。
逆境には天命と人為の2種類がある...
渋沢版社会人のための『君たちはどう生きるか』。
現代語訳で読みやすい!
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<印象に残った一文>
「人間がこの世に生まれてきたのは、何事かをなすべき使命を受けたからである。」


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能力主義は正義か?


目次は次の通りです。

序論ー入学すること
第1章 勝者と敗者
第2章 「偉大なのは善良だから」-能力の道徳の簡単な歴史

第3章 出世のレトリック
第4章 学歴偏重主義ー何より受け入れがたい偏見
第5章 成功の倫理学

第6章 選別装置
第7章 労働を承認する
結論ー能力と共通善

出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できるーー能力主義(メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか? ハーバード大の超人気教授の新たなる主著


<印象に残った一文>
「神の恩恵か、出自の偶然か、運命の神様がなかったら、私もああなっていた」

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絶望的格差社会の襲来

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コロナ貧困 絶望的格差社会の襲来 [ 藤田 孝典 ]
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目次は次の通りです。

第1章 コロナ禍が浮き彫りにした貧困と格差
(コロナ禍が押し広げる貧困/2カ月で2倍から3倍へ急増 ほか)

第2章 崖っぷちに追い込まれる女性たち
(男女格差、正規と非正規...いびつな労働環境があらわに/ロープを手にSOSメールを打つ20代失職女性 ほか)

第3章 コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やりますー「ナイナイ岡村風俗発言」を検証する
(性的搾取が容認される日本/遅すぎた見解発表と問題意識の希薄さ ほか)

第4章 未曾有の貧困危機から命と暮らしを守るー支援・相談窓口
(最優先すべきは命を守ること/家賃が払えなくても住み続けられる方法 ほか)

第5章 誰一人取り残さない社会を実現する
(今こそソーシャルアクション!/これからの社会保障はベーシック・サービス ほか)

20万部超のベストセラー『下流老人』の著者、最新刊。
コロナ禍を生き抜くための具体策と日本がめざすべき社会保障のあり方を提示する。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「現在の問題点は、雇用・社会保険・公的扶助という3つのセーフティネットが非常にもろく、多くの生活困窮者が零れ落ちてしまうことだ。」

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人工知能の経済学2


目次は次の通りです。

人工知能をいかに社会で受容していくのか?
AIと雇用の構造変化・働き方改革・経済格差
AIを活用した都市と企業のガバナンス

自動運転と製造物責任
自動運転化に向けた高齢化社会における交通事故分析
患者から見る医療AIの在り方ー家計調査による患者満足度の分析

対人ロボットへの期待ー余命宣告を想定して
工作機械メーカーのスマート・ファクトリー・ビジネスー第4次産業革命に対応したソリューション・ビジネスの新たな展開
"Smart Factory"はTPSに収斂するのか?-日独製造思想の対決

労働規制変化による技術利用変化と生産性に対する影響
高度人材とイノベーションーAI導入へのインプリケーション
貿易、技術及びオフショアリング

超スマート社会、Society5.0の中核には、AI技術の実装がある。
AIスピーカー、金融システム、自動翻訳、自動運転、医療機器などはいかに進化し、私たちの社会をどのように変貌させるのだろうか。
デジタルトランスフォーメーション(DX)をはじめとするいま話題の最新情報を盛り込みながら、AIが社会に与える影響や諸課題を明らかにし、これからの労働のあり方や、必要となる諸政策を提言する。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「人工知能利用に伴い、発生する倫理的、道徳的な価値判断が要求される。」

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国家観なきまま最高権力者となった新総理の実態を丸裸にする

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菅義偉の正体 (小学館新書) [ 森 功 ]
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目次は次の通りです。

序章 居抜き乗っ取り内閣/第1章 菅一家の戦争体験/第2章 上野駅へ/第3章 港のキングメーカー/第4章 自民党の反乱分子/第5章 メディア支配/第6章 橋下徹の生みの親/第7章 出口の見えない沖縄/第8章 消えたカジノとUSJ/第9章 知られざる人脈とカネ/終章 偶人宰相を操る面々

「私は雪深い秋田の農家に生まれ、地縁、血縁のない横浜で、まさにゼロからのスタートで政治の世界に飛び込みました」
菅総理の所信表明演説は、「叩き上げ」「庶民派」という自らのイメージを最大限にアピールするものだった。
が、果たしてそれは本当の姿だろうか。
「父は秋田のいちご王」
「裕福だった少年時代」
「家出同然に東京へ」
「大企業にすり寄り政治家に」
「ハマのドンとの蜜月」
「出来レースだった総裁選」
「改革に見せかけた利益誘導型政治」...
国家観なきまま最高権力者となった新総理の実態を丸裸にする書です。
菅首相の実像に迫ります。


<印象に残った一文>
「菅の後ろで糸を引いているIT業界の経営者や経済学者たちの"陳情"を丸呑みし、懐刀の和泉が政策を強引に推し進めてきた。そのスタイルは政権の頂点に立った今も変わらない。しかし、国家間の欠落した個人宰相の限界がそこにある。」

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契約と不法行為に関する日本の裁判例をもとに生き生きと描き出す

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アメリカ人が驚く日本法 [ 樋口 範雄 ]
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目次は次の通りです。

契約の章
 第1話 永代供養の契約
 第2話 レコード会社の準専属契約
 第3話 愛人への贈与契約
 第4話 生命保険契約と自殺
 第5話 川島説とその現代的意義
 第6話 ザルーム氏の講演とその現代性

不法行為の章
 第1話 人間国宝がフグ毒にあたった事件

 第2話 ヘア・カット事件ーー髪を切りすぎると不法行為
 第3話 PTSDになったと主張する交通事故被害者
 第4話 輸血を拒否する患者
 第5話 医療過誤訴訟に関する3つの論文ーーそのうちの2つ
 第6話 医療過誤訴訟ーーラムザイヤー教授の論文
 第7話 製造物責任訴訟

わが国では当然と考えられている日本法の考え方がアメリカ人から見るとどのような点がおもしろいかについて、契約と不法行為に関する日本の裁判例をもとに生き生きと描き出す。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「アメリカでは、不動産が関係する契約や1年を超えて継続する契約は、署名のある文書でなければ裁判所に訴えても助けてくれません。」

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消えた年金からコロナ対策まで


目次は次の通りです。

第1章 2020年、日本は「敗戦」を喫した
第2章 電子政府を巡る20年の大混乱
第3章 政府CIO設置、立て直し始まる

第4章 セキュリティーに翻弄された年金システム
第5章 マイナンバーカードの一進一退
第6章 自治体システム、標準化への困難

第7章 デジタル庁発足へ、変わる省庁と自治体
第8章 デジタル庁設立への提言

日本は何に失敗したのか。
そこからどのような教訓を得てきたのか。
本書は日経コンピュータが20年にわたり取材し目の当たりにした、デジタル政府の挫折と再起動の様を明らかにする。
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<印象に残った一文>
「結局、供給側が発送したデジタル化であり、国民起点でデジタル化を考えていなかった。」

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東国戦国史入門の決定版

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東国武将たちの戦国史 (河出文庫) [ 西股 総生 ]
価格:990円(税込、送料無料) (2021/4/18時点)


目次は次の通りです。

第1章 長尾景春と太田道潅ー「作戦」の時代をもたらした二人の天才
第2章 伊勢宗瑞と北条氏綱ー国を盗む、国を創る

第3章 武田信虎の甲斐統一戦ー名門守護家から戦国大名へ
第4章 長尾為景の下剋上ー権力簒奪の甘い罠

第5章 河越夜戦ー北条氏康、勝機に賭ける
第6章 山本菅助の虚実ー傭兵たちの墓碑銘

第7章 越山ー孤高の軍神、関東平野に立つ
第8章 永禄十二年の武田軍関東侵攻ーもっとも戦国的な戦い

第9章 武田勝頼の苦闘ー宿命を背負った武田家最後の当主
第10章 小田原の役ー「戦争マシン」たちの終着駅

文明八年の長尾景春の乱から、天正十八年の小田原の役までの東国戦国史を10のエピソードで俯瞰する。
登場するのは一般向けの本ではあまり扱われてこなかった、マイナーな武将たちだ。彼らの動きを追う中で、あまり注目されてこなかった東国戦国史の綾や陰影に満ちたドラマを浮彫にしていく。
「軍事史的」観点から読み解いた東国戦国史入門の決定版!!
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<印象に残った一文>
「他国に資源によって自国の軍隊を養う」

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