人文・思想: 2013年6月アーカイブ

神と葵の近世史

【送料無料】吉田神道の四百年 [ 井上智勝 ]

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価格:1,575円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

序 天下人と天上の神
第1部 
(吉田山斎場所ー本朝無双のパワースポット/神祗管領長上ー神道界のリーダー/宗源宣旨と鎮礼ー神々を従わせるマジカル・ドキュメント/亡魂祭祀ー神様のクリエイター)

第2部 零落と再興
(神になった天下人たち/是非に及ばず/上下喜悦)

第3部 鍍金と正金
(黄金の日々/立ちこめる暗雲/剥がれゆく鍍金)/結 神と葵

徳川家康のブレーンとして名高い金地院崇伝曰く、
「神ならば吉田存ずべき儀」。
幕府の権力が直接及ばない「神」の領域を、
「吉田の神主」たちは、
いかにして手中に収めていたのか?
近世史の一断面として、
神祗管領長上吉田家の盛衰を見通す。
秀吉も、義満も、徳川将軍たちも頼った「神使い」、
その盛衰を描く歴史学です。

切り口の面白い本です。

<印象に残った一文>
「吉田家が徳川政権を補完していた。つまり表面には現れないが近世日本の国家権力の不可欠な部品として機能していた。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

自分の心をひとつにする

目次は次のとおりです。

第1章 あなたの心の中にある「答え」を知る
(生かされていることを知ってこそ、周りを生かせる/極めたかどうかを決めるのはあなた自身 ほか)

第2章 つながる温もりほど、大切なものはない
(相性を認めれば楽になる/夫婦になる条件とは ほか)

第3章 命の結びつきが心を溶かす
(心のエンディング・ノート/新しい三世代同居のすすめ ほか)

第4章 あなたの命は大切な預かりもの
(絶望を受け入れてこそ、希望の光が灯る/人は「命のロウソク」をもって生まれる ほか)

第5章 「心の支度」をする
(親の死に目に会うということ/「死」を考えることは、「どう生きるか」を考えること ほか)

「合掌」には仏教的な意味があります。
「合掌」する時の、
合わせた手の左手は自分自身、
右手は自分以外の相手とされています。
自分以外の誰か?
それは、
仏様であったり、両親、友人であったりします。
そんな自分以外の相手と、
自分の心をひとつにすること。
それが「合掌」の意味するところなのです。
手を合わせることで、
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
怒りの感情やイライラした心もすっと消えていきます。
つながる温もりが、生きる力になっていくのです。

読んでいるうちに心がすっとしてくる本です。

<印象に残った一文>
「「合唱」する時の、合わせたての左手は自分自身、右手は自分以外の相手とされています。」

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ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索

【送料無料】人は死なない [ 矢作直樹 ]

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価格:1,365円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 生と死の交差点で
(幼い頃の記憶/私が医者になった理由 ほか)

第2章 神は在るか
(科学と科学主義/自然科学という「思想」 ほか)

第3章 非日常的な現象
(自分の中に入り込む他者/Bさんの治療 ほか)

第4章 「霊」について研究した人々
(スピリチュアリズムとは何か/宗教とスピリチュアリズム ほか)

第5章 人は死なない
(摂理と霊性/人の知は有限 ほか)

神は在るか、
魂魄は在るか。
生命の不思議、
宇宙の神秘、
宗教の起源、
非日常的現象。

生と死が行き交う日々の中で、
臨床医が自らの体験を通して思索した
「力」と「永遠」、
そして人の一生です。

好き嫌いのはっきりとした本だと思いますが
興味深い内容です。

<印象に残った一文>
「最先端の治療を施しても、寿命が来れば人は死ぬ。」

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島研ノート

【送料無料】心の鍛え方 [ 島朗 ]

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価格:1,470円(税込、送料込)

目次は次のとおりです。

第1章 心が将棋を指す
(心が将棋を指す/「空気」の研究 ほか)

第2章 勝つための心掛け
(「伝えること」も大事な仕事/気力維持の動機づけ ほか)

第3章 勝負の分かれ目
(勝利の落とし穴/極上ワインセラー ほか)

第4章 人間の器
(ライバルを認める/心を支える言葉 ほか)

第5章 王道を歩む
(砂の道を歩く/確率の研究 ほか)

羽生善治
森内俊之
佐藤康光が、
十代から歩み続ける「王道」とはなにか?
強さを長持ちさせる驚異的な技術と
それを支える精神構造の秘密を解き明かす一冊です。

色々な気づきを与えてくれる本です。

<印象に残った一文>
「不安のある勝負と舞台を体験することが、棋士を育てる最高の場所となる。」

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