文学・評論: 2009年1月アーカイブ

人間のあり方を考えさせられる本

空とセイとぼくと(久保寺健彦著)
<幻冬舎>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1部 空
第2部 新宿
第3部 パラダイス

ホームレスだった父親は死んだ。
住むところも無い。

でも、犬のセイとエサを探し、遊び、一緒に寝ることさえできれば良かった。

セイといれたら、それで満足だった。

だが、零が一四歳になったころ、セイがフィラリアにかかってしまう。

読み書きすらもできないけれど、ずば抜けた嗅覚を持ち、
女性の発情が臭いでわかる零は、
セイの治療費を捻出するため新宿でホストとして働くことになる。

源氏名は「ポチ」。

全てが初体験。

だが零は次第にその能力を開花させていく―。

犬と二人きりで育った数奇な運命の少年が、
犬との絆を守りながら成長する姿を、
ユーモアとリアリティ溢れる筆致で描いた感動作です。


どんどん引き込まれていく小説です。

人間のあり方を考えさせられる本です。

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只今、気弱中この本も薄くてすみません

温水洋一・吉田照美の氣弱な男のささやかな反抗術(全日本気弱男連盟編)
<徳間書店>定価1,400円+税

目次は次の通りです。

第1章 全日本気弱男連盟会員報告
(全日本気弱男連盟・副会長のあいさつ―公園にて/全日本気弱男連盟会員報告(「エレベーター」「とんかつ屋」))

第2章 井川類の反抗術全記録
(井川家の人々紹介/井川家の朝/反抗のサドル/反抗のスプレー ほか)

周囲を気にしすぎて何でも人の言いなり、
家族のことを考えると声を出して反抗できない…。

そんな気弱な人に甘えすぎたあなた、
知らないうちにささやかな「復讐」は始まっているのです。


読んでいてなんだかホッとする本です。

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海賊資本主義の正体


資本主義はどこまで暴走するのか(森永卓郎・吉田司著)
<青搭社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1部 森永・吉田対談
(資本主義の大変動が起きている/無抵抗だった日本人/資本主義はどこまで暴走するのか/アンチ新自由主義の人間像)

第2部 対談をおえて
(日本人の手にもう一度“未来”を(吉田司)/私たちが犯した失敗(森永卓郎))

絶望と希望を語る渾身の対論。

この国は長い間、魔法にかかっていた。

海賊資本主義の正体に迫ります!


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自伝エッセイ集

私の履歴書(平岩弓枝著)
<日本経済新聞出版社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

私の履歴書
(孤独でなく八幡神社/父と母/一人娘 ほか)

時移りて
(千石の旗本/星/廃仏毀釈/断髪令と廃刀令 ほか)

「人間を描くのは勇気が要るが面白い」道を確かめながら、まっすぐ歩いてきた。

直木賞受賞から半世紀、
温かく誠実な人柄がにじみ出る
ファン待望の自伝エッセイ集です。


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「物語」だからこそ届くもの

人生に希望をくれる12の物語(鴻上尚史著)
<講談社>定価857円+税

目次は次の通りです。

1 『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
2 『百年の孤独』G.ガルシア=マルケス
3 『泣いた赤おに』浜田廣介

4 『友達』安部公房
5 『人間失格』太宰治
6 『贈る言葉』柴田翔

7 『劇画・オバQ』藤子・F・不二雄
8 『大いなる助走』筒井康隆
9 『変身』フランツ・カフカ

10 『セメント樽の中の手紙』葉山嘉樹
11 『ガープの世界』ジョン・アーヴィング
12 『羊をめぐる冒険』村上春樹


「物語」だからこそ届くものがあります。

人気の著者がみずからの来た道と重ねあわせながら紹介する
感動の読書案内です。


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出色の中国論

それでも中国は崩壊する(黄文雄著)
<WAC>定価933円+税

目次は次の通りです。

序章 諸悪の根源、中華思想
第1章 「天下統一」の呪縛が争乱の元になる
第2章 多民族国家がつくりだした宿痾

第3章 中央権力の崩壊は地方の興起から始まる
第4章 「中華民族」という幻が解体する
第5章 官営国家の分割民営化が潮流になる

第6章 改革・開放バブル経済の支離滅裂
第7章 なぜ「巨大市場」が最後の「墓場」になるか

「天下統一」こそ天命と妄想に駆られ、
「中華帝国」をつくっては崩壊を重ねてきた中国3000年の歴史。

中央集権国家が解体し、
地方が呪縛から解き放たれ自立することしか繁栄への道はないのです。

今なお体質にしみついた中華思想のもとで、
「21世紀は中国人の世紀」と謳う虚構と、
巨大マーケット待望論の幻想を、
数々の事実と史実によってくつがえす出色の中国論です。

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防衛省への最後通牒

実名告発防衛省(太田述正著)
<金曜日>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

第1部 予兆
(ベローウッド不祥事で体験した防衛庁と企業の癒着/二枚舌と英語誤訳で在日米軍と断絶!/IT音痴がもたらした大騒動 ほか)

第2部 告発
(仙台時代に見聞きした、政官の口利きの実態―額賀福志郎や加藤紘一の名も/大物政治家と防衛キャリアのスパイ疑惑/防衛施設庁談合事件の本質―政官業の癒着スキームと天下り ほか)

第3部 改革への道
(思いやり予算―宗主国に搾取され続ける属国・日本/私が防衛庁を辞めた理由―無視されたNLP問題の根本解決案/在日米軍再編の欺瞞―グアム移転にはびた一文も出すな! ほか)

防衛省への最後通牒。

劣化の極に達した組織の実像を暴く
防衛庁元キャリア独占手記です。


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77歳、若さの秘密

克己心(宇津井健著)
<幻冬舎>定価1,100円+税

誰でも最後はひとりになる。
高齢期の孤独を、どう生きますか?

ぼく自身のやりかたを、人生のおさらいをしながら考えてみました。

最愛の妻を亡くして2年半―
いま初告白する77歳、若さの秘密です。

宇津井氏の人間性の素晴らしさを感じさせる本です。
宇津井氏のように素敵に年をとりたいと感じさせる本です。

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心温まる奇跡の物語

パコと魔法の絵本(関口尚著)
<幻冬舎文庫>定価495円+税

とある病院に入院した大富豪の偏屈じじい大貫は、
そこで絵本好きな少女パコと出会います。

ある日、勘違いからパコの頬を叩いてしまった大貫は、
彼女が事故の後遺症で一日しか記憶がもたない病気だと知ります。

「ねえおじさん、前にもパコのほっぺに触ったよね?」。

昨日を失った少女の心に特別な思い出を残そうとした
大人たちの、心温まる奇跡の物語です。

昨夏映画化された書ですが、
残念ながら映画を見ることはできませんでした。

最後はちょっと悲しくなりますが、
読んだあとにはなんだかすがすがしくなれる本です!

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身軽な人生のヒント


イギリス式年収200万円でゆたかに暮らす(井形慶子著)
<講談社>定価1,200円+税

第1章 セミリタイアメントで肩の荷を下ろし楽しく働く
第2章 資本いらず、時間と特技が生み出すおもしろビジネス
第3章 時間に縛られず未知の世界に旅立とう

第4章 もうわずらわされないお金とモノの整理術
第5章 家族の家から自分の家へ
第6章 身近な自然で若さと健康を保つ

第7章 お金と手間を節約する英国式シンプル料理
第8章 身内より頼れる他人と楽しく生きる

身軽な人生のヒント書です。

減収・物価高のイギリスで人々が実践する
生活改善術は参考になりますよ。


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ほんとうに豊かで幸せ

アホは神の望み(村上和雄著)
<サンマーク出版>定価1,000円+税

目次は次の通りです。

プロローグ アホが世界を変える
第1章 鈍いけれど深い生き方
第2章 陽気であきらめない心

第3章 愚か者こそ幸せ者
第4章 くさらない、おごらない、屈しない
第5章 アホは神の望み

遺伝子工学の第一人者・村上和雄教授が、
神様に好かれる「アホ」な生き方を提言します。

今の世の中、
みな
「少しでも早く」
「少しでも賢く」
「少しでも無駄なく」
「少しでも損をしないように」

と目先のことばかり気にしているのではないでしょうか? 

しかし、ほんとうは眼前のことにあまりとらわれず、
アホ、
ボンクラ、
デクノボー

といわれるぐらいに生きているほうが
充実した幸福な人生をおくれるのかもしれません。

遺伝子工学の第一人者である筑波大学名誉教授の村上和雄氏が、

自分の研究成果である遺伝子ONの話、
有名な科学者の逸話、
大きな悲劇から立ち直りつつある方々の話などから

さまざまな例をあげ、
ほんとうに豊かで幸せな
「神の望むアホな生き方」

とはどんなもので、
どのようにたどりつけばいいのかを語ります。

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ノーベル文学賞作家による名作

リンゴの木(ゴールズワージー著)
<角川文庫>定価400円+税

銀婚式の日に妻と英国南西部の田園を車で旅する
上流階級出身のアシャーストは、
途中ある村に立ち寄る。

そこは26年前、
彼が村娘ミーガンと恋に落ちた場所だった。

当時は駆け落ちまで企てながら、
結局身分差を理由に彼女の元から逃げ去ったのだった…。

甘い感傷で彼女との思い出に浸る彼は、
地元の農民から、
かつて自分が行った無慈悲な行為の結末を初めて知らされる…。

ノーベル文学賞作家による名作です。

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環境・食料・エネルギー

本質を見抜く力(養老孟司・竹村公太郎著)
<PHP新書>定価760円+税

目次は次の通りです。

第1章 人類史は、エネルギー争奪史
第2章 温暖化対策に金をかけるな
第3章 少子化万歳!―小さいことが好きな日本人

第4章 「水争い」をする必要がない日本の役割
第5章 農業・漁業・林業 百年の計

第6章 特別鼎談 日本の農業、本当の問題
(養老孟司&竹村公太郎&神門善久)
第7章 いま、もっとも必要なのは「博物学」

石油高騰、
温暖化、
食料・水不足、
少子化…。

これらの問題を概念ではなく
具体的なモノ、データに則して考えれば、
本質が見えてきます。

知見を論じ合うのは、
解剖学の賢人と、
ダム行政に手腕を発揮してきた元国土交通省河川局長。

「日本人は既に一度エネルギー枯渇を経験している」
「温暖化対策に金をかけるな」
「小さいことが好きな日本は世界の見本になり得る」、

さらに「自殺する人は傲慢」という卓見まで。

戦う農業経済学者・神門善久との鼎談も掲載してあります。

ものの見方、日本の見方を変える一冊です。


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居場所を見つけた11人の人生コツ話


宮本亜門のバタアシ人生(宮本亜門著)
<世界文化社>定価1,300円+税

目次は次の通りです。

第1章 自分の居場所が見つけられない人へ
(亜門STORY 好きなことが人と違う―心に蓋をして対人恐怖に/よしもとばななさん(作家)「すべて思いのままにならなくていい。だってそれが人生だから」)

第2章 自分の殻に閉じこもり、抜け出せない人へ
(亜門STORY 自殺末遂に引きこもり、父親から日本刀をつきつけられ精神科へ/サンディーさん(フラ講師・シンガー)「“アロハセラピー”身体ごと笑えれば人に優しくなれるの」/村上和雄さん(遺伝子学研究者)「32億分の一の奇跡。生まれただけで丸儲け!生きてるだけで丸儲け!」/摩訶不思議対談 茂木健一郎さん(脳科学者))

第3章 やってもやっても、うまくいかないと思っている人へ
(亜門STORY 引きこもりからの卒業。最愛の母の死を超えて演出家へ/横尾忠則さん(アーティスト)「人生は理屈では動かない。心と身体を解放したとき、大事な何かが降りてくる!」/天外伺朗さん(作家・科学者)「幸運、不運なんてない。経験して気づけば人生が好転していく」)

第4章 何かを変えたいのに、変えられない人へ
(亜門STORY 自分の軸を見失い、人生をリセット。導かれるままに沖縄へ/名嘉睦稔さん(版画家)「慌てることはない。千年の樹木のリズムで、ゆっくり物事を考えて」/須藤元気さん(作家)「頭を使うな!直感に従えば、間違いありません」/摩訶不思議対談 荒俣宏さん(作家))

第5章 生きている意味がわからなくなった人へ
(亜門STORY 9・11、交通事故、チベットを通して知った、生かされていることの意味/佐野三治さん(ヨットマン)「“神様助けて”は自分への応援メッセージ。神様は腹の中にいる!」/船戸崇史さん(医師)「病気は“悪”ではない。“本来の生き方”に気づくメッセージ」)

自殺未遂
引きこもり
対人恐怖症…

すべて経験済み。

僕だって、もがいていた!
自分の居場所を見つけられたいあなたへ。
著者がメッセージを送ります。

著者の素顔はイメージと全く異なりますが、
自然体で語る話は心に沁み入ります!

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金、銀、鉄、のランク付け!

正直書評。(豊崎由美著)
<Gakken>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

二〇〇四年の正直書評。
(号泣する準備はできていた―江國香織/空の香りを愛するように―桜井亜美 ほか)

二〇〇五年の正直書評。
(生首に聞いてみろ―法月綸太郎/奇跡も語る者がいなければ―ジョン・マグレガー ほか)

二〇〇六年の正直書評。
(魔力の女―グレッグ・アイルズ/マヂック・オペラ―山田正紀 ほか)

二〇〇七年の正直書評。
(快適生活研究―金井美恵子/どれくらいの愛情―白石一文 ほか)

二〇〇八年の正直書評。
(エンジェル―エリザベス・テイラー/ゴールデンスランバー―伊坂幸太郎 ほか)

親を質に入れても買って読め!
図書館で借りられたら読めばー?
ブックオフで100円で売っていても読むべからず?!

ベストセラーや名作、
人気作家の話題作に、
金、銀、鉄、3本の斧が振り下ろされます。



著者の独断と偏見によるランク付けではありますが、
図書を選ぶうえでの参考になる本です!

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福沢諭吉が60余年の人生を回顧した自叙伝

福翁自伝(福沢諭吉著)
<角川ソフィア文庫>定価781円+税

目次は次の通りです。

幼少の時
長崎遊学
大坂修業

緒方の塾風
大坂を去って江戸に行く
初めてアメリカに渡る

ヨーロッパ各国に行く
攘夷論
再度アメリカ行

王政維新
暗殺の心配
雑記

一身一家経済の由来
品行家風
老余の半生

福沢諭吉が60余年の人生を回顧した自叙伝。

青年時代の緒方洪庵塾での猛勉強、
学友を諌めるために書いた遊女の贋手紙、
蘭学塾の創設、
幕府の遣欧使節に随行したヨーロッパ巡検、
洋学者を狙う暗殺者におびえた日々、
拒み続けた新政府への仕官。

福沢は抜群の語学力によって
教育に啓蒙にと文明開化を導きましたが、

また勇気と人情に厚い数々のエピソードを残しました。

話し上手な福沢の思い出話に世相がリアルに伝わる書です。

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中国歴史巨編

王道の樹(小前亮著)
<祥伝社>定価1,900円+税

目次は次の通りです。

1章 出盧の意味
2章 燕の翼
3章 統一に向かって

4章 江南の春秋
5章 萌芽
6章 皇帝と丞相

7章 叛く者たち
8章 決戦前夜
9章 淝水の戦い

四世紀半ば、
西晋の滅亡後、諸民族が覇を競う戦乱の中国―。

大地が焦土と化す中、すべての民族が
平等に暮らすことができる
統一国家の建設を目指した青年がいた。

族の苻堅である。

族の秦(前秦)と鮮卑族の燕(前燕)が中原を二分し、
江南には漢族の東晋が盤踞、
三国が鼎立する世に、
臥竜の軍師・王猛を得た苻堅は秦の皇帝となる。

善政を施し理想の実現に邁進する苻堅に、
故国に失望した燕の名将・慕容垂も臣従。

ついに秦は燕を併呑、中原の覇者となった。

残るは中華の正統を継ぐ漢族の東晋のみ。

だが、東晋遠征をめぐって初めて王猛が異議を唱えた。

殺戮と復讐が繰り返される五胡十六国時代の中国で、
民族融和の壮図に挑んだ
不世出の名君を描く中国歴史巨編です。!


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稀代の名工と魔力を秘めた楽器


ストラディヴァリウス(トビー・フェイバー著)
<白揚社>定価2,800円+税

目次は次の通りです。

五挺のヴァイオリンと一挺のチェロ―メシア、ヴィオッティ、ケーフェンヒュラー、パガニーニ、リピンスキ、ダヴィドフ
クレモナの比類なきヴァイオリン―アマティ一族

「彼はすでに天才だった」―アントニオ・ストラディヴァリ 出発点と成長過程
「ほとんどいつも同じ服装だった」―ストラディヴァリの黄金期、没落、死

「あんなに非凡な、あんなに美しい」―ジュゼッペ・タルティーニとパオロ・ストラディヴァリのヴァイオリン
「わたしのヴァイオリンは高く売れるはずだ」―ヴィオッティと彼のストラド

「ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちへ」―ケーフェンヒュラー公、コツィオ伯爵、ヨーゼフ・ベーム、タリシオ/「妙技の歴史の転換点」―パガニーニ、ショーマンでディーラー

「八万フランある」―ヴィヨームと宝の館
「傷ひとつない輝ける姿を」―“メシア”の成功〔ほか〕


ヴィルトゥオーゾ、
王侯貴族、
商売人、
コレクター、
贋作者…


稀代の名工と魔力を秘めた楽器をめぐる
魅惑のロマンです。


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入魂の駅伝小説

チーム(堂場瞬一著)
<実業之日本社>定価1,600円+税

母校代表としての箱根駅伝出場を逃した
「敗れた強者」たちのチーム「学連選抜」が挑む二日間、

東京~箱根間往復217.9kmの苦闘と激走。

誰のために、何を背負って俺たちは襷をつなぐのか。

入魂の駅伝小説です。

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