文学・評論: 2010年3月アーカイブ

村存続の危機

狼と香辛料 4(支倉凍砂著)
<電撃文庫>定価610円+税

狼神ホロの故郷ヨイツを探すため、
北を目指す行商人ロレンス。

異教徒の町クメルスンで得た情報をもとに、
二人は田舎の村テレオにやってきます。

テレオの教会にいる司祭は、
異教の神々の話だけを専門に集める修道士の居場所を知っているという。

しかし、教会を訪れたロレンスとホロを出迎えたのは、
無愛想な少女エルサだったのです。

さらにそこで、ロレンスたちは
村存続の危機に巻き込まれてしまいます。

二人はヨイツへの手がかりをつかみ、
無事に村を出立できるのか?

面白い展開は読むのを本当にやめられません!

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最後の決戦に臨むハリー

ハリー・ポッターと死の秘宝(J・K・ローリング著)
<静山社>定価3,800円+税

ヴォルデモートを倒すために、
ホグワーツを離れ分霊箱探しの旅の準備するハリーたち。

そこに、ダンブルドアの遺品が届きます。

死の秘宝??謎の遺品に隠されたダンブルドアの意図とは何か?

秘宝と分霊箱。
猜疑心と信頼。
力と愛。

幾多の危機を乗り越えて最後の決戦に臨むハリー。

一方が生きるかぎり、
他方は生きられぬ。

逃れえぬ宿命を受け入れるハリーの前に、
真実が次々に明かされます。

無敵を希求する闇の帝王と、
愛と信頼にかけるハリーに
「死の秘宝」は何をもたらすか?

意外な展開にハラハラドキドキですが
最終的には・・・・


結末はご自分で確認してみてください!

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第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作第3弾。

狼と香辛料 3(支倉凍砂著)
<電撃文庫>定価590円+税

教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。

行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、
冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきます。

そこで二人は、
若い魚商人アマーティと出会います。

どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしいのです。

急速に彼女に近づき始めます。

一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、
誤解が誤解を呼んでしまいます。

そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ
大騒動へと発展していくのです。

どんどん面白さが増していく第3弾です!
人間心理の描写が凄いです!

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これで全部わかる秋山兄弟と正岡子規

『坂の上の雲』を読み解く!(土居豊著)
<講談社>定価1,200円+税

目次は次の通りです。

第1部 『坂の上の雲』の本当の主人公・正岡子規
(文学に生き、文学に死す/戦場を夢見た子規)

第2部 秋山真之・バルチック艦隊を沈めた名参謀
(天才参謀は悪ガキだった/七段構えの戦法を編み出すまで)

第3部 秋山好古・世界最強のロシア騎兵を破った男
(教育者から軍人へ/最後の古武士)

第4部 子どもでもわかる!日露戦争とその時代
(司馬先生に教わる帝国主義の時代/漱石先生に教わる日露戦争~文学と戦争)

正岡子規─文学に生き文学に死す、
秋山真之─松山のガキ大将、

ロシア海軍を倒す、
秋山好古─校長先生は「最後の古武士」。

司馬遼太郎を初めて読む若い読者にも、
また、
NHK初ドラマ化『坂の上の雲』の予習にもなります。

明治初頭の青年たちを描いた青春小説として、
『坂の上の雲』を大胆に読み解く書です。

この本を読むとバックグランドを把握できるので
長編も読みやすくなる気がします。

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