文学・評論: 2017年7月アーカイブ

高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー

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親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。
ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行くー死の瞬間に立ち合うために。
湊かなえの世界が存分に展開されます!

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テレビドラマの原作

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深瀬和久は平凡なサラリーマン。
自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。
そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。
ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。
深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのかーと。
テレビドラマの原作です。
テレビの結末とは異なりますが、「え!」という意外なオチは流石です!

<印象に残った一文>
「目の前にあるものを何でも受け入れていた。自然体っていうのかな。」

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