文学・評論: 2017年11月アーカイブ

経済学を楽しくわかりやすく解き明かす

目次は次のとおりです。

昔話編
(こぶ取り爺さんー「偶然」を法則と勘違い/浦島太郎ー「機会費用」から幸不幸をとらえる/舌切り雀ー選ばせることで相手に記憶させる/竹取物語ー主導権を与えて断る/桃太郎ー話に枝葉をつけたほうが理解が進む/わらしべ長者ーものの交換価値を考える)

落語編
(持参金ー貨幣価値とネッティング/百年目ー遊びをゆとりと見るか、無駄と見るか/千両みかんー需要と供給、そして交渉/大山詣りーコミットメントとシグナリング/はてなの茶碗ー確率と期待収益/井戸の茶碗ー正直者の経済学)

昔話、落語に秘められた「戦略」を読み解く!
「桃太郎が圧勝したわけとは?」
「浦島太郎は幸か不幸か?」
「かぐや姫の断り戦術」など、
よく知られた物語も、視点を変えれば違った教訓が見えてきます。
京都大学教授が、経済学を楽しくわかりやすく解き明かす、興味深い一冊です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「10人のエコノミストに同じ質問をすると、少なくとも11の答えが返ってくると言われるほど経済の議論は一致を見ない。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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