創業間もない会社が活用しやすい助成金としてニーズの高い
中小企業基盤人材確保助成金ですが、
昨日県庁に改善計画を提出した足で
窓口となる雇用能力開発機構をご訪問した際に、
申請要件の一つである300万円要件が
補正予算採決時に250万円に緩和されたとの情報を頂きました。
本年4月以降に改善計画を実施される場合に適用となります。
300万円要件は結構高いハードルだったので
利用される方にとっては朗報です！
簡単にこの助成金の概要について触れておきますと
通常の雇用助成金の受給は安定所経由での雇用が基本ですが
この助成金は安定所経由でなくてもOK
というのが売りの助成金です。
但し、手続きは
「改善計画認定」
「実施計画認定」
「支給申請」（半年ごと×２回）
と手続き回数が多い上に、
要求される資料もかなり多い助成金です。
一番のハードルは次の2つでしょうか。
・対象事業について250万円以上の動産等の経費支出が必要
（この基準が50万円緩和されました）
・助成金対象労働者の年収は350万円以上が必要
かなりの手間暇を要求されますが、
初年度約40％の人件費を補えるのはありがたいものです。
この助成金は創業間もない会社様が使われることが多いのですが、
創業時には意外に支出が多いもの。
要件に該当するようであれば、
活用されるといいと思います！
（今日の一言）
中小企業基盤人材確保助成金の申請要件が緩和されました！